文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
2025年3月27日に1stシングル「hero」でデビューを果たした気鋭のシンガー/ソングライターのpepe。そんなpepeが今夏7月25日にリリースした最新2ndシングル「moving」は、1stシングル「hero」と同様、ソウル/J-POPバンド、BLACK BERRY TIMESの荻原蓮と共同制作した楽曲。荻原蓮によるスタイリッシュで抜け感のある音楽センスとpepeの落ち着いた歌声が組み合わさり、夜のドライブや散歩にぴったりなシティ・ソウルに仕上がっている。フックで《歌って 踊って 求めても 不安定 そんな日々は続いて》と歌われているように、歌詞には自身の音楽活動を投影。改めて、日々一歩ずつ進んでいこうという気持ちにさせられる一曲だ。
以前はロサンゼルスを拠点に活動し、2025年3月から東京を拠点にしているラッパーflo4ttt(フロート)。2023年には、ソロ活動開始からわずか数か月でオーディション番組『ラップスタア誕生』のAREA TRIALに選出されるなど、早くからその才能が注目されている。そんな彼が7月30日にリリースした「TALK MY TALK」は、自身の得意とするドリル(ヒップホップのサブジャンル)のビートにバイリンガルなラップを乗せた一曲。《届かす遠くの方my言葉》というフレーズなど、ロサンゼルスに住んでいた経歴・経験をもとに、自身の音楽を遠くまで届かせようとする意思が表明されている。
“大正時代”の空気を表現することをコンセプトとしたヴィジュアル系バンド、東京浪漫。中也(荒川ケンタウロス)、奈落(ex.東京カランコロン、ちくわテイスティング協会)、輪丸(ex.SUNABA)に、オリジナルバンドは未経験の哀、禍郎を加えた5人組で、全員が40代のメンバーで構成されている。そんな彼らが6ヶ月連続リリースの第1弾として7月23日にリリースした「星の筆舌」では、メロディアスなリードギター、疾走感のある8ビート、メロディラインが並走。命が生きた証が永久に残り続けてほしいという祈りや、“想い”が届くことへの願いなど、人間の普遍的な気持ちが綴られた一曲となっている。
ja5perとjinxによって2024年に東京で結成された、男性ボーカル&ラップユニット、mimiq。12ヶ月連続リリース企画の第4弾としてリリースされた「わかんないや」は、過去を回想し、“君”のことが《もうわかんないや》と歌った楽曲。当時相手は何を考えてそんなことをしたのだろう?という鬱憤が吐露されている。電八(PsychoXP)がプロデュースしたトラックでは、ハードなキックの4つ打ちを主軸に、リードシンセ、歪んだギターのカッティングなどを多用。歌詞の内容と共鳴し、嫌悪感や行き場のない気持ちを発散するかのようなトレブリーなサウンドに。
埼玉県を拠点に2020年より音楽活動を行なっているボーカロイドプロデューサー、Lio。歌唱音声合成ソフト、夏色花梨を使用した「スイートフレジエ」では、“女の子”視点の無邪気な恋心が描かれている。BPM176の4つ打ちを主軸にしたアップテンポなトラックは、Caramella Girls「Caramelldansen」、Bambee「Bumble Bee」のような、北欧ダンスポップ/ユーロビート的な感性も彷彿とさせる。“カワイイ”の現代的解釈と言えるだろう。
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