THEティバが対話の先にたどり着いた“新たなバンドのかたち”

Interview

文: 神保未来  写:遥南 碧  編:Kou Ishimaru 

メンバーの加入や独立など、節目を迎えたガレージロックバンド・THEティバにインタビューを敢行。バンドの在り方を再確認し、2ndアルバム『Goodbye and Say Hi.』のリリースを機に3ピースとして再出発したMaya、Sachi、Kou。秋に行われる東名阪カフェツアーの開催地である東京・下北沢Retronymにて取材を行い、現在の心境に迫る。

「実は仲が悪い時期があって」――あっけらかんと語るMaya(Gt. / Vo.)とSachi(Dr.)。笑いながらあの頃を振り返る二人の隣で、新メンバーのKou(Ba./Bearwear)も当時を懐かしむ。その姿から、今のTHEティバが健全な関係性を築けていることが伝わってきた。

転機となったのは、メンバー同士の対話だった。互いの想いを再確認し、バンドの在り方について語り合えるようになったという彼女たち。その変化は、2026年4月に発表した2ndアルバム『Goodbye and Say Hi.』の明度の高いサウンドにも表れている。また、これまでは全編英語詞でメロディ/サウンドを重視したオルタナティブな楽曲を展開してきたティバだが、最新作では日本語詞も導入。ソングライティングの中心人物であるMayaの、自身の想いを素直に届けようとする姿勢が感じられる。

そして2026年夏、THEティバの新章が幕を開ける。2ndアルバムのリリースをもって、初期より在籍していたソニー・ミュージックエンタテインメントの育成部門〈SD〉から独立。さらに、長年サポートを務めたKouが正式加入し、3ピースバンドとして歩み始めた。

再出発を経て、バンドは何が変わり、何を変えずに新しい章へ進もうとしているのか。今回は、秋に行われる東名阪カフェツアーの最終公演の地である東京・下北沢Retronymにてインタビューを実施。近年の変化を振り返りつつ、ツアーに向けた想いや今後のビジョンについて語ってもらった。

険悪だった3年間が変えたもの

ー5月の渋谷WWW公演は、SD所属時代を締めくくる節目にもなりました。改めて振り返ってみて、どんなライブになりましたか。

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Maya(Gt. / Vo.):

「ティバ、第一章完結」みたいな気持ちはあったかも。
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Sachi(Dr.):

このバンドができてすぐSDに入ったからね。

ーSDでの6年間はどんな時間でしたか。

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Maya(Gt. / Vo.):

見つめ直し、ですかね。3年間くらい私とSachiの仲が悪くて(笑)。ずっとレコーディングできない状態が続いて、プロデューサーの岩本岳士さん(QUATTRO)とSDのボスの天野ジャックさんに、一人ずつ呼ばれて面談されました。そのとき、「私はどうしたいのだろう」って考えて。バンドを続けたいけど、お互いがどう思っているのかわからないなって。
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Sachi(Dr.):

お互いそう思っていたんですよね。スケジュールをこなすことでいっぱいいっぱいで、“話す”という大事なことを忘れていたというか。4ヶ月間一切しゃべらないこともありました。

ー想いは同じだけど、コミュニケーション不足だったんですね。

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Maya(Gt. / Vo.):

岳士さんたちも、それがわかってたんでしょうね。だから「じゃあレコーディングしよう」ってグイグイ引っ張ってくれて。その頃は一緒に同じところでバイトしていたので、自然と二人で話すようになりました。
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Sachi(Dr.):

2024年にガザの支援イベント(THEティバpre.ガザ支援チャリティイベント『what we need』)を企画したのも大きいかも。ちゃんと話して取り組まなきゃいけないから、そこで「そういうことを考えてるんだね」って、関係が回復していった気がします。
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Maya(Gt. / Vo.):

それで仲が悪い状態をようやく抜けて、最近やっと「バンドとしてどうありたいのか」とか「どういうポジションを目指すのか」ということを考えられるようになってきて。

ー二人が話せていないときも間に入ってくれたり、SDはいい距離感でサポートしてくれていたように感じますが、なぜ独立を選択したのでしょうか。

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Maya(Gt. / Vo.):

「SDの体制が変わるかも」という話が出て、今までと同じ形では続けられなくなる気がして。それなら…と。
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Sachi(Dr.):

これを機にフリーでやってみようか、みたいな。前身バンドも自分たちだけでやっていたから、その状態に戻る感じですね。

ーそのタイミングで、Kouさんの加入も決まった、と。

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Maya(Gt. / Vo.):

Kouさんには長い間サポートしてもらっていたんですけど、立場がずっと曖昧で。「このままでいいのかな」っていう気持ちは、ずっとありました。
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Sachi(Dr.):

私たち的にはもうメンバーの気持ちでいたんですけど、SDとの契約が終わる区切りのタイミングで話し合って、加入するかどうかをKouさんに託したんですよね。
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Kou(Ba.):

僕もずっとメンバーくらいな気持ちでした。(世間的に)2ピースという印象がデカかったので、そこに「3人目として入れさせてくれ」って言い出す勇気がなかっただけなんです。だから今回の提案は「こっちこそお願いします」という感じでした。

深夜のメッセージが生んだ3人目のTHEティバ

ーKouさんはSachiさんたちの先輩とのことですが、そもそもいつからの付き合いなんですか?

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Kou(Ba.):

Sachiとは大学が同じだったんですけど、そんなに話してはいなくて。でも、同じ地元のライブハウスコミュニティにいるし、二人の前身バンドも知っていましたね。
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Sachi(Dr.):

私は高校生のときに、関内BAYJUNGLE(※現在は閉店した横浜のライブハウス)でKouさんが前にやってたバンドのライブを見たことがあるんですよ。当時は知り合いではなかったけど、そのときからKouさんのことは知っていました。
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Maya(Gt. / Vo.):

私は、BearwearとティバでスプリットEP『Bearwear/The tiva』(2021年)を作る頃まで人見知りしてて、あんまりKouさんとはしゃべったことがなかったです。

ーそんなKouさんを、サポートに迎えたきっかけは?

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Sachi(Dr.):

EP『THE PLANET TIVA part.1 / part.2』(2020年/2021年)で、3人のベーシストに弾いてもらったんですけど、特に接しやすかったのかも。
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Maya(Gt. / Vo.):

編曲的なアイデアをくれて助かった印象もあって。Bearwearとのスプリットでティバの曲のベースも弾いてくれたので、そのままサポートしてもらうようになりました。

ー2022年からライブもサポートするようになり、一緒に活動する時間が増えていく中で、関係性はどのように変化しましたか。

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Maya(Gt. / Vo.):

めっちゃ覚えているのは、2〜3年前くらいにライブに誘われて、Kouさんに確認する前に出演するって返事をしたんです。でも、その日はKouさんが出られない日で。そしたら深夜にKouさんから「俺がティバのライブにいないのは、なんかちょっと嫌かもしれん」っていうメッセージが送られてきて。「ああ、これは大事なやつだから、朝起きてからちゃんと返そう」と思ったら、朝消えてた(笑)。
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Kou(Ba.):

そんなことあったっけ(笑)。
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Maya(Gt. / Vo.):

そこで「確かに、これだけやってもらってるしな」と思って、毎回Kouさんに確認してからオファーを受けようって思ったのを覚えています。
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Sachi(Dr.):

それまでは、二人でやったり、サポートベースもバラバラだったりしたもんね。

ー正式メンバーになったことで、気持ちに変化はありましたか。

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Kou(Ba.):

心境はちょっと変わりましたね。「ティバのメンバーです」って言っていいんだなって思ったし、発表後にいろんな人が喜んでくれて、正式加入するってデカいことなんだと実感しました。
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Maya(Gt. / Vo.):

Kouさんにメンバーになってもらったことで、もっといろんな形態でやりたいなって思うようになりました。これまでもSachiと二人編成でアコースティックっぽいライブをたまにやってたんですけど、それをいろんな組み合わせでやって、ティバという概念を広げていけたらいいなと思っています。パーカッションとかキーボードを入れても面白いな〜って。
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Sachi(Dr.):

最近できた曲は、私がOP-1というシンセを弾いて、Kouさんがサンプラーを使おうとしていたりして。これからはベース、ドラム、ギター以外の音ももっと入れたいと思っています。

考えるきっかけを届ける――2ndアルバムでたどり着いた新境地

ー2ndアルバム『Goodbye and Say Hi.』は、新体制になることが決まったうえで制作したそうですが、ご自身で一番変化したと感じるのはどういった部分でしょうか。

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Maya(Gt. / Vo.):

歌詞に伴って曲調が明るくなった気がする。私は「あ〜、消えたい」みたいなところから曲を作り始めるから(笑)、主に自分の内面についての話が多くて。

ー何かきっかけがあったんですか?

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Maya(Gt. / Vo.):

去年『柔らかい縁』というCD付き書籍を一緒に出したむらかみなぎさちゃんに出会えたことですね(※むらかみなぎさ×明智マヤ名義でのリリース)。私の人生にとって大きな出来事で、2ndアルバムで新しい面が出るきっかけにもなりました。

彼女は自分に素直に生きていて、「それっておかしいよね」っていう理不尽に対する怒りを曲にしてくれるんですよ。それを聴いて、私もずっと感じていた理不尽さを「やっぱり苦しいよね、怒ってるよね」って誰かと言い合えるような曲を作りたかったんだ!と思って。そんな中でアルバムを作ったから、外に疑問を投げかけたり放出していったりする曲が増えました。

ーこれまで全編英語詞だったのが、今回は日本語も入っているのは、そういう変化も関係している?

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Maya(Gt. / Vo.):

めちゃくちゃあります。昔は「歌詞の意味を知りたい人は調べるでしょ」というスタンスだったけど、やっぱり伝わるほうがいいなと思うようになって。日本で活動していて、今見に来てくれている人は日本語話者が多くて、「じゃあなんで日本語で歌わないんだろう?」っていう気持ちになってきたんです。
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Sachi(Dr.):

曲を共有するときに、Mayaが歌詞と一緒に日本語の訳を送ってくれてたのがうれしかった。「歌詞がこうなら、じゃあドラムは落ち着かせるか」みたいに、歌詞の雰囲気で考えられるので。
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Maya(Gt. / Vo.):

日本語訳まで送ったのは初めてかもしれない。基本、作ったときに日本語の歌詞もメモしているんですけど、恥ずかしくて送ってなかったんです(笑)。でも、友達に「歌詞を書いておいて恥ずかしいって、そんなことあるかよ!」と言われて。だったら恥ずかしくないことを書けばいいじゃんって思い直しました。

ー2ndアルバムを聴いて、ティバの音楽って、日々の生活や社会と緩やかにつながっているなと感じました。自分たちの音楽が、聴く人にとってどんな存在であってほしいですか?

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Maya(Gt. / Vo.):

考えるきっかけになったらいいなって思います。社会の中のおかしいと思うことに対して「そういえば、それって変だよな」って投げかけるみたいな。それでみんなで話してくれたらうれしい。
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Sachi(Dr.):

そのテイストは私も感じていて。私自身も歌詞を見て「Mayaはそう思っているんだ」「私はこう思っている」と確認できているから、みんなもそうなっていたらいいなって思います。
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Kou(Ba.):

Mayaの書く曲は風刺的なところがあるなと思ってて、「これはこういう見方もあるよね」とか「これは実は問題なんじゃないか?」と投げかけて、そこから先は受け取り手側が考えられるんです。そういったトーンの音楽は自分も好きですし、自分たちがそういう存在でありたいっていうことには全面的に同意ですね。

ーその“考える余白”を作るために、言葉選びで意識していることはありますか?

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Maya(Gt. / Vo.):

断定的にしない、決めつけないことは大事にしています。“絶対”ってないじゃないですか。いろんな考え方があることを否定したくないですし、「この人はこう思っているかも」と私が想像して代弁するように歌うのも、その“誰か”のことを決めつけることになっちゃうし。だから「私はこう思っている」って、自分のことを歌うように気をつけているかもしれないです。

カフェツアーを活動の基盤に。新体制で描くビジョン

ー秋には、3人体制になって初のツアーが東名阪にて行われますが、カフェツアーにした狙いはなんでしょうか。

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Sachi(Dr.):

大阪のCafe marthaと、名古屋の金山ブラジルコーヒーは前々からお邪魔させていただいていて、みんなが座ってごはんを食べながらライブを観るスタイルがすごく良いなと思っていたんです。
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Maya(Gt. / Vo.):

この下北沢Retronym」(取材場所)も、オーナーが「ライブハウスは逃げ場がない」と感じて、ホッとできる空間を作るためにカフェスペースを大きくしたらしくて。
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Sachi(Dr.):

自分もライブしかコンテンツがない空間だとしんどくなることがあるから、それだけじゃない空間にしたいなとずっと思ってて。そういうホッとできる感じを自分たちのツアーでやりたいなと思いました。
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Kou(Ba.):

せっかくカフェという親密な空間でやるなら、お客さんにも参加してもらえる仕掛けが欲しいなと思って、くじ引きで演奏曲を決める形にしました。

ーフロアライブという形式も、ライブハウスとはまた違った空気感になりそうですね。

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Maya(Gt. / Vo.):

東京、名古屋、大阪、それぞれ空気がちょっとずつ違って全部いいんですよね。たとえばCafe marthaだと、他の会場だったら小ボケを言ってもシーンってなるところでツッコミや笑いが起きるんです(笑)。大阪だからかわからないけど、その距離の近さもすごく好きで。

ー今回のツアーでは、演奏候補曲の歌詞が掲載されたZINEを配布するなど、ライブ体験を形として持ち帰れる仕掛けもありますね。

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Kou(Ba.):

台湾のシンガーのライブに遊びに行ったとき、歌詞と和訳を載せたZINEが配布されて「歌詞がわかると1.5倍くらい楽しくなるな」と思ったことから、やりたいなと思いました。

ーセットリストを書き込めるだけでなく、ZINEの後半にも体験型のページが盛り込まれています。

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Kou(Ba.):

最後のページのアイデアは、掲載する歌詞を読んでいて「良いこともあれば悪いこともあるよね」って感じたことがきっかけで生まれました。今回はお客さんも自分で何かを残せるZINEにしたくて。SachiがZINEにナンバリングを入れることを提案してくれたんです。
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Sachi(Dr.):

ナンバリングすると、自分だけのものになるので。

ー今回のツアーを通して、ティバはリスナーとどういった関係を築いていきたいですか?

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Sachi(Dr.):

一緒に幸せになろう! 楽しく生きよう。一緒だよ、いるよティバ、みたいな(笑)。寄り添えられたら幸いです、っていう気持ち。
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Maya(Gt. / Vo.):

一緒に生き抜こうや!っていう感じ(笑)。

ー活動の幅を広げていく中で、3人体制として長期的に思い描いているビジョンはありますか。

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Maya(Gt. / Vo.):

目下模索中なんですけど、音楽が対価として自分たちの元に戻ってきてくれるとうれしいなと思います。資本主義の世界で、カルチャーっていう物質として存在しないものがお金として返ってきていない現状に、めちゃくちゃムカついてて。「いや、働いてるけどなぁ」って思うんです。だから、生活として音楽をやりたい。「忙しい、その中で音楽も…」じゃなくて、音楽で忙しくなりたい。

そのために、音楽でお金を稼げるようになることがまず第一歩。で、もっと大きくなれたら、ガザとか、いろんな支援イベントをやりたいです。
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Sachi(Dr.):

カフェツアーは定期的にやりたくて、継続していくと認知も広がるし、規模も大きくできると思うので、それを基盤にしてみんなの生活を安定させられたらと思っています。安定したら心にも余裕ができるし、もっと楽しいこと思いつくかもしれないので。そうやって“回すこと”が大事だなって最近思っていて。自分たちが持っているものから始めて、みんなの助け合いで世界を回したいです。
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Maya(Gt. / Vo.):

まず、自分のコップが満杯じゃないと、人に分けてあげられないので。
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Sachi(Dr.):

そう。だからまずはカフェツアーを成功させて、また楽しいことを継続して、雪だるま式に大きくなるみたいな。頑張ります!

ーKouさんはいかがでしょうか?

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Kou(Ba.):

20代の頃は「なんとなくカッコいいことができればいいな」くらいしか考えてなかったんですよ。バンドのコミュニティの中で承認を得られればそれでいいというか。でも、3年ぐらいティバに参加する中で、ティバという自分が参加しているバンドを目当てにしているお客さんがちゃんといるんだなって感じるようになって、“根を張ること”を意識するようになりました。

“自分ら対お客さん”の関係を継続していって、つながりを強くしていきながら、よりデカいステージとか憧れのステージに出たりする、その2軸でいきたい。昔はただ上だけを見ていたんですけど、両方を見ながらやっていけたらいいなと思っています。

ー3人ともバンドとして大きくなりたいという想いは共通しているように思いますが、その中で、ティバらしさを失わないために大事にしたいことはありますか。

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Sachi(Dr.):

Mayaが最近すごく素直なマインドを聞かせてくれるので、素直であることって大事というか。
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Maya(Gt. / Vo.):

最近のテーマは“素直に生きること”なので、それだけは忘れずに。活動の仕方が変わっても、伝えたいことやルーツは絶対に変わらないと思うから。歌詞を頑張って書けば、たぶん大丈夫な気がする。
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Sachi(Dr.):

あと、曲を作るときに密かに大事にしていることがあって。「このバンドのこの展開みたいなこと、やりたくない?」「ライブでこうやりたい!」というところから生まれる曲は、超良い。だから、それを大事にしたい。高校生の頃にスタジオへ入って「ウォー!」ってなっていた、あのテンション感を忘れたくないというか。
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Kou(Ba.):

僕は、3人が納得するまで焦らずじっくり曲作りするということくらいですかね。3人の最大公約数を守り続けたら、自然とこのバンドらしさはなくならないかなと思うので。
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Maya(Gt. / Vo.):

素直でいなきゃね。
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Sachi(Dr.):

ホントに。

RELEASE INFORMATION

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2nd Full Album『Goodbye and Say Hi.』

2026年4月8日(水)リリース

【収録曲】
1.Healthy Life
2.Every Second
3.Fuse
4.Roxie
5.(no title)
6.Help!
7.What we need
8.17
9.Nothing I could do

EVENT INFORMATION

インフォメーション画像

<THE TIVA Solo Concert Cafe Tour’26>

【名古屋公演】
日程:2026年8月13日(木)
会場:金山ブラジルコーヒー
OPEN 18:00 / START 19:00
収容人数:80人程

【大阪公演】
日程:2026年9月14日(月)
会場:阿波座Cafe Martha
OPEN 18:00 / START 19:00
収容人数:50人程

【東京公演】
日程:2026年10月18日(日)
会場:下北沢Retronym
OPEN 18:00 / START 19:00
収容人数:120人程

▼チケット料金
¥3,500 + 1drink(全会場共通)

▼チケット販売開始
2026年6月18日(木)21:00

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THEティバ(ザ・ティバ)

カナダからやってきたみんなのタイムマシン的ガレージロックバンド・THEティバ。Maya(Gt. / Vo.)とSachi(Dr.)が、前身バンドの解散を機に2018年結成。カナダ出身という設定で活動中。1st EP『we are the tiva - EP』でデビューし、3900組の応募から選出された「出れんの⁉サマソニ⁉2019」でSUMMER SONIC 2019に出演し、2022年にはFUJI ROCK FESTIVAL'22にも出演。

2026年4月に最新2nd Album『Goodbye and Say Hi.』をリリース。同年夏、Kouが正式メンバーに加入し3人体制へ。伸びやかなボーカルとパワフルな演奏でみんなをハッピーにするガレージバンド!
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