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文: 久野麻衣 写:遥南 碧
ーバンドの結成は2005年ですが、当時はどんな音楽を聴いてましたか?
JIK:
元々、僕はロックが好きだったんですが当時はロックを離れ気味な頃で、ジャムバンドやソウル、ジャズ、ワールドミュージックなどを主に聴いてました。その頃ロックとして聴いてたのはPrimal Scream、LCD Soundsystem、The Raptureとかディスコ・パンクよりのエレクトロ要素の入ったバンドでしたね。ージャム・バンドとかも盛り上がっていたころですよね。
JIK:
そうですね。ファンク、ジャム系をやりたくて、”人が集まるバンド”という意味を込めてPeopleJamというバンド名にしたんです。ーバンド結成はどんなきっかけだったんですか?
JIK:
僕は下北のライブハウスで働き始めた初日、一番最初に出てきたバンドがかっこよすぎて「自分なんかがバンドなんてやっちゃダメだ」って打ちのめされてたんです。でも、それ以降同じくらい衝撃を受けるようなバンドは現れなかったんで「自分もやってもいいんじゃないか」と思い始めて。それでメンバー募集サイトで募集をかけてみたんです。ー募集の際はどういうことを書いたんですか?
JIK:
その時はジャズとかファンクとかジャムバンド系にハマってたのでMedeski Martin & Woodっていうブルーノートのジャズバンドを上げてて、そこに反応してKAYCOが来たんです。ーKAYCOさんは元々ジャズが好きだったんですか?
KAYCO:
大学を出てから音楽の専門学校に行っていて、そこでジャズとか色んな音楽を聞くようになったんです。その中でも特にメデスキが好きだったんですけど、たまたまメンバー募集サイトを見たらその名前があって。メデスキって書いてる人は珍しかったんで、ちょっと連絡してみようかなって思ったんです。ー実際にバンドを始めてみてどうでしたか?
JIK:
その頃は自分たちの好きな音楽性のわりに表現力が足りなすぎて、ぐるぐる模索してる状態でした。KAYCO:
集まってもやりたいことが上手く伝えることができなくて。だからメンバーも入れ変わっていって、ようやく今になって落ち着きましたね。それまでは試行錯誤の繰り返しでした。JIK:
名前が一緒なだけでメンバーや音楽性、表現力も変わってきているから、実際はバンドが3つ、4つ変わっている感じですね。ーJIKさんは「ロックが好きだった」と言っていましたが、どんなアーティストを聴いていたんですか?
JIK:
一番最初に楽器をやりたいなと思ったきっかけはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTです。東京・横浜に出てきたのもミッシェルが見られるからって理由でした。ーでは、RadioheadとPrimal Screamもかなり大きな影響を受けたバンドなんですね。
JIK:
そうですね、それを目当てにフジロックにも行き始めたら、ワールド・ミュージックにブラック・ミュージック、とにかく多くのいい音楽が溢れていて、それからジャンル問わず色んな音楽を聴くようになりました。ーKAYCOさんはどうですか?
KAYCO:
私は布袋寅泰が好きでしたね。高校時代はビジュアル系とかが流行っていたのでその流れからマリリン・マンソンをやったりしてました。元々ヴォーカルだったんですけど、ドラムの奴が全然叩けなかったんで自分がやろうと思ってドラムを始めたんです(笑)。その後はバディ・リッチとかジャズを聴き始めたので、OASISとか90年台のUKロックは全然聴いてなくて。RadioheadもJIKと会う前までは聴いてなかったので、私の中のRadioheadは『Kid A』から始まってます。ーAYANAさんはずっとギターを弾いてるんですか?
AYANA:
Red Hot Chili Peppersのジョン・フルシアンテにすごく憧れてギターを弾いてました。でもバンド活動は全然やったことがなくて、初めて自分のギターを弾けたバンドがPeopleJamです。元々はパンクとかハードコアばっかり聴いていて、その後は気がついたら南米の音楽に目覚めちゃって南米の音楽ばっかり聴いてました。ーAYANAさん2017年に加入ですよね。
JIK:
AYANAとは2012年頃に観に行ったPファンクのライヴ会場で、偶然いた知り合いのベーシストを介して知り合ったんです。それから、2016年の終わりに前のギターが抜けることになって、それ以前にAYANAの音源を聴いたことがあって、結構弾ける人なんだなって思ってたんで紹介してくれたベーシストに「入ってくれないかな」って話をしてたら「実は向こうも入りたいって言ってるよ」って言われて(笑)。ー実は両思いだったんですね(笑)。他のメンバーはどんな経緯でバンドに加入されたんですか?
JIK:
ベースのTHOMはメンバー募集サイトで知り合いました。彼も最初はエレクトロとかは聴いていなくて、元々はRed Hot Chili PeppersとかSonic Youthとかアメリカのオルタナを好んで聴いていたみたいです。ーこれまで様々な海外フェスに出演していますが、海外に行こうと思ったきっかけは何だったんでしょう?
JIK:
2007,8年頃にすごく仲良くしてたバンドが台湾に行き始めて「バンド生活に絶対いいフィードバックがあるから行ったほうがいい」って言われていたので、自分たちのアルバムが完成した時に今こそ行くべきタイミングだろうと思って台湾に行ったのが一番最初です。僕らが行ったのは2011年の震災の翌月だったんで、向こうでは会う人会う人に「日本頑張って!」って言葉をもらっていました。ーバンドとしてはやはり行ってみていいフィードバックは得られましたか?
KAYCO:
最初に行ったのが野外フェスだったんですけど、そこは白人4割、台湾人6割くらいで、オーディエンスの反応が日本とは全然違って衝撃的でした。日本よりも単純に音楽を聴いてくれる印象でしたね。日本だと誰かが踊らないと踊らない傾向があると思うんですが、海外はいい音楽をやっていれば人が集まってくるので、自分のステージの結果が顕著に見られるんです。ーそういう時に今のストリーミングサービスは有効な手段になりそうですか?
JIK:
そうですね。海外ではCDは売れなくなってるんですけど、その代わり「Spotifyあるの?」って言ってくれたり、フライヤーを渡すとその場ですぐにSpotifyに登録してくる人達が多いんです。ー「これまでは試行錯誤を繰り返していた」と言ってましたが、メンバーも安定して、求めてる音のイメージは見えてきましたか?
JIK:
時代的に音として進化していくものはビートが強いなと思っていて、ビートのデザインであったり、コード感のサウンドデザインも含めて、時代に合った音で作っていきたいとは思います。“あの頃”で止まっている音にはしたくないので。でも、流行りのサウンドを追いすぎずに、自分たちがやりたい、芯のある音を作りたいですね。その行く末は今のような踊れる曲にならないかもしれない。でも、どちらかと言うと僕らは“オルタナティブ・ロックがエレクトロやダンスを取り入れている”っていうスタンスなので、どこへでも柔軟に、カメレオン的にいけるようなバンドでいたいです。KAYCO:
生演奏とかに拘る必要もないんで、もしかしたらレコーディングは全部打ち込みになるかもしれないし。時代に敏感になって柔軟に行きたいですね。あとはライブでのやり方、見せ方も考えていかないといけないと思ってます。JIK:
去年からこの三人でクラブでもどこでもやれるような、エレドラとギターとシンセで「モバイルセット」っていう編成もやってるんです。PeopleJamとはまた別で、テクノとかインストの曲を作っているんで更にもう一バンド別でやっているような感じですね。ー海外での活動はこれからも積極的にやっていく予定ですか?
JIK:
あまり日本と海外って考えないで、自分たちができる最大限の場所でやりたいと思っています。それがどこまで足を伸ばせるか。6月には香港のフェスに行ってきます。あとは今アルバムを作っていて、これがかなりいい作品になると思うので、たくさんの人に聴いてもらえるように広げていきたいです。ー海外だけでなく、日本のフェスでのステージも観てみたいですね。
JIK:
どこへでも行くんでぜひ声をかけてください!この記事を作った人
WRITER
久野麻衣
DIGLE MAGAZINE 副編集長
PHOTOGRAPHER
遥南 碧
パンク、ブラック、ロックが好きな大阪出身のエモグラファー。「愛が見える写真」、「音が聞こえる写真」を撮ります。もっと色んな写真を見たいなと思ったらWEBサイトも覗いてなー!お仕事のご相談もお気軽に!
WebサイトTAG;
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