ダンスミュージック業界が昨年34%成長。しかし、音楽だけで生計を立てているクリエイターはわずか20%

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文: vcr 

ダンスミュージックの国際サミットとして知られるInternational Music Summit(IMS)のビジネスレポートによると、2022年のダンスミュージック業界の成長率は34%という数字にもかかわらず、ダンスミュージック業界で音楽だけで生活できているクリエイターはわずか20%であることが明らかになった。

ダンスミュージックの国際サミットとして知られるInternational Music Summit(IMS)のビジネスレポート『IMS 2023 Business Report』によると、2022年のダンスミュージック業界の成長率は34%という数字にもかかわらず、ダンスミュージック業界で音楽だけで生活できているクリエイターはわずか20%であることが明らかになった。報告書によると、2022年のダンスミュージック業界の評価額は113億ドルで、前年比34%増、パンデミック前の水準から16%増となった。しかし、ダンスミュージッククリエイターのうち、ダンスミュージックを収入の一部としていると回答したのはわずか35%で、45%はダンスミュージックから全く収入を得ていないと回答している。

同レポートでは、ダンスミュージックにおける音楽出版の価値が2022年に17%増加したことも明らかになったが、ストリーミングが業界の収益の主役であることに変わりはなく、2022年の評価額は200億ドルに達するとされている。Spotifyの市場シェアは最も高いが、わずか30%であり、ダンスミュージックのオーディエンスは音楽を聴くために複数のプラットフォームを利用していることがわかった。しかし、ストリーミング・プラットフォームにおけるダンスミュージックのシェアは、ユーザーが平均2.5倍多く聴いているヒップホップに比べると、まだはるかに低いこともわかっている。また、Beatportの統計によると、ダンスミュージックのジャンルでは、テックハウスが依然として最も人気があることが指摘されている。

さらに、Iエレクトロニック・アクトのブッキングが増加しているにもかかわらず、2022年にフェスティバルなどでブッキングされた女性DJの数はわずか15%で、前年の21%から減少したことも方向されている。女性DJのブッキングが199%増加したものの、男性DJは344%増加した。ダンスミュージック業界における男女の多様性の欠如は、早急な対応が必要な課題とされている。

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