大和田慧、ソウルシンガーZINとジャズ・トランペッター黒田卓也を迎えた新曲「Into The Night」を配信

News | 2023.07.28 2023.08.01

文： DIGLE編集部　編：Kou Ishimaru　

大和田慧本人コメント

大和田慧が、8月11日（金）に配信シングル「Into The Night (feat. ZIN & 黒田卓也)」をリリースする。本作はかねてからR&B／SOULシンガーZINとUSブルーノート・レーベルからデビューし、ジャンルを超えて世界で活躍するジャズトランペッターの黒田卓也をフィーチャーした豪華布陣によるコラボ曲。

この6月に2年ぶりのリリースとなったシングル「甘い予感」が多くのプレイリストにピックアップされるなど話題を集めている大和田慧が、2023年8月11日（金）に配信シングル「Into The Night (feat. ZIN & 黒田卓也)」をリリースする。本作はかねてから大和田がシンパシーを寄せていたR&B／SOULシンガーのZINとUSブルーノート・レーベルからデビューし、ジャンルを超えて世界で活躍するジャズトランペッターの黒田卓也をフィーチャーした豪華布陣によるコラボ曲となる。

前作に続いて宮川純（KIRINJI、TENDRE、KING GNU、millennium parade etc.）を今回もプロデュースに迎え、荒田洸（WONK）によるビートプログラミングとミックスによって今のシーンにフィットしたサウンドに仕上がっているそう。なお、カバーアートワークはギャラリーでのライヴなど親交を深めている画家の大岡弘晃によるものだ。

「Into The Night (feat. ZIN & 黒田卓也)」artwork

リリース決定にあたって、大和田慧自身からのコメントも公開されているので、まずはこちらを読んでみてほしい。

大和田慧本人コメント

ZINくんは共演しているアーティストやミュージシャンが近く、以前からその歌声や音楽の素晴らしさを知っていて、一度同じイベントに出演したこともあって挨拶を交わす間柄でした。その後コロナ禍が始まり、さまざまな社会構造の問題が浮き彫りになった時期、SNSで積極的に自分の考えを自身の言葉で表明するアーティストが現れました。シンパシーを感じたし、私自身もそうするようにしていました。ZINくんもそんなアーティストのひとりに見えて、すごく思慮深い人なんだろうと感じたし、いろんなことを話してみたいと思っていました。

そんな折、前作「LIFE」に続き、キーボーディストの宮川純くんと一緒に作っていたトラックがZINくんの声にぴったりだと思い、一緒に歌うトップラインを作って、思い切ってデュエットをオファー。快諾していただきました。歌詞のアイディアを交換して、ZINくんの歌うバースは歌詞とメロディも書いてもらい、ZINくんのもつ甘美な声と世界観にインスパイアされて曲が完成。会えない時間に考え過ぎたりすれ違ったり、迷い込んでしまう長い夜も、ほんの一瞬会えただけで不安や悩みも溶けていく。そんな情景を描きました。それは日常のことでもあり、コロナ禍でのことも少し重ねています。

ここに黒田さんのトランペットが入ったら最高なんじゃ… ！と、私と宮川純くんのなかでさらなるイメージが膨らみました。黒田卓也さんとは、黒田さんや純くんがやっていたバンド「メガプテラス」のライブにボーカル参加させてもらったり、イベントでご一緒したり、ニューヨークでもお世話になっており、いつか共演をお願いしたいと思っていたので、今だ！と勇気を出してオファーしました。

ZINくんもニューヨークに住んでいたので、ニューヨークの空気もこの曲のムードの要素になっているかもしれません。ビートプログラミングは「Seasons」に続きWONKの荒田洸くんに参加してもらい、MIXも依頼。90年代っぽいけれど現代的なバランスに仕上げてもらいました。