15年の兄弟喧嘩に終止符?オアシスが待望の再結成か

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90年代UKを代表するバンド・Oasis(オアシス)が、日本時間の2024年8月27日(火)16時頃に何らかの発表があることを明かした。メンバーのギャラガー兄弟の不仲が有名で、2009年の兄・ノエル脱退に伴って解散したオアシス。解散後も兄弟間で衝突している模様が度々注目を集めていたが、ついに再結成するのではとSNS上で話題となっている。

Oasis(オアシス)は、90年代のイギリスを代表するロックバンド。メンバーであるギャラガー兄弟の不仲が有名で、2009年8月28日の兄:Noel Gallagher(ノエル・ギャラガー)脱退に伴ってバンドは解散。解散の発端と言われているのも、パリで開催されたフェス<Rock En Seine>の出演前、弟:Liam Gallagher(リアム・ギャラガー)がノエルのギターを床にたたきつけて破壊してしまうという、センセーショナルな出来事だった。

解散後のそれぞれの活動

リアム

解散後、リアムはノエル以外のOasisメンバーを率いてBeady Eye(ビーディ・アイ)を結成するも、同バンドは2014年に解散。2017年からはソロ・シンガーとして活動し、2023年は<SUMMER SONIC 2023>に出演。2024年に入ってからはThe Stone Roses(ザ・ストーン・ローゼズ)のGt.John Squire(ジョン・スクワイア)とのコラボレーション・アルバムをリリースしている。

ノエル

一方、ノエルは、2010年よりソロ名義のNoel Gallagher’s High Flying Birds(ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ)として活動。2023年6月に約5年半振り4thアルバム『Council Skies』をリリースし、来日ツアーを開催。そして先月2024年7月は<FUJIROCK FESTIVAL’24>にヘッドライナーとして出演し、アンコールでOasisの「Stand by Me」「Live Forever」「Don’t Look Back in Anger」を演奏して、大盛況のうちにステージは幕を閉じた。

さまざまな確執

兄弟間の喧嘩の模様は活動中・解散後問わず、メディアを通して度々話題を呼んでいた。

オアシス現役時の1994年には、ライブ中にドラッグを使用したリアムに対してノエルが激怒。逆上したリアムがステージ上でノエルにタンバリンを投げつけてノエルが一時的に脱退した。また、2009年にリアムが喉頭炎にかかったと報じられ出演予定だった<Vフェスティバル>をキャンセルした際は、ノエルが「弟は二日酔いだった」と主張し、リアムが法的措置を取るなど、ふたりの衝突は枚挙にいとまがない(のちにノエルは謝罪し、訴訟は取り下げられた)。

解散後も、ノエルは「リアムとろくに口もきいていない」と語り、今年に入ってから、リアムがデビューアルバム『オアシス』の30周年ソロツアーにノエルをオファーするも断られたことが報道されている。

ついに再結成か?

そういった経緯で、再結成はあり得ないと思われていた中、2024年8月26日午前7時9分(日本時間)に突如オアシスのX公式アカウントから、2024年8月27日(火)に何らかの発表があることを示唆する意味深長な投稿が行われた。

なおノエルはオアシス公式アカウントより1分早い7時8分に、リアムは4分遅れの7時13分に、それぞれインスタグラムとXに同じ動画を投稿。

この投稿に、日本はもちろん世界中がオアシスの再結成を期待する声で沸いている。

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