リズムと言葉にこめられる、KZのこだわり

Review
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はKZをご紹介します。

胸に迫るエモーショナルを音楽に

映像監督やトラックメイカーとしての側面も持つ、梅田サイファーが出自のラッパー、KZ。音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」では作詞にも携わるなど、言葉の精度とリズムを大切にしたリリックへの信頼も厚い。

先日配信が開始された「We gotta push」は、大所帯クルーEARTHKICK所属のユニットであるepic3rdLiveと共に制作された、グルーヴィーなサウスのビートが印象的な1曲。“スタートダッシュ”をテーマに、個性豊かなラップを展開されていく。

低層階を這うようなジリジリとしたラップは、リズムを固くとらえながらも抑揚も実現していてエモーショナル。基本的には、しっかりとフロウが刻まれているからこそ、フックの“We gotta push”がより際立つのだろう。心地よいビートにだらりと体を預けながら、つい手を挙げたくなってしまうナンバーだ。

KZ

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