文: 梶野有希
ヤマハ銀座店の1、2階を改装し、参加型のさまざまな音楽体験を提供する「ブランド体験エリア」が新たにオープン。
「ブランド体験エリア」は、音楽や映像を視聴するだけでなく、音や音楽に触れたり感じたりといった多様な音楽体験ができるスペース。「新しい自分と出会える」をテーマに、性別や国籍、年齢、音楽経験を問わず、音楽に興味のある人へ向けて、音や音楽との新しい出会いとなる展示やイベント、サービスなどバラエティーに富んだコンテンツが提供される。
開放的な吹き抜けの空間を持つ1階には、誰でも自由に弾くことができ、奏者とオーディエンスが心地よいコミュニケーションを取りながら音楽を楽しめる鍵盤楽器「key between people」(キービトウィーン ピープル)を配置。テーブル型の鍵盤楽器となっており、その周囲を囲むようにベンチを配することで、奏者とオーディエンスが一体となって心地よい時間を過ごすことができる。11月からは連動した映像演出は壁面の25面マルチ大型ディスプレイにて楽しめるとのこと。将来的には、アーティストによる「key between people」を用いたライブや遠隔セッションを予定。
音楽にちなんだ軽食メニューをご提供するセルフ式のカフェスタンド。メニューはヤマハのロゴマークである音叉(おんさ)マークのラテアートや楽器の「銅鑼(どら)」にちなんだ「どら焼き」など。テイクアウトも可能だ。
営業時間:11:00~18:30/火曜定休(祝日の場合は営業)
カフェで提供される飲み物を楽しみながら、いつの間にか音楽に参加し、誰もが気軽に表現を楽しめるテーブルです。ゆったりとくつろげる大きなテーブルにカフェドリンクのカップを置くと、カップの位置をカメラで読み取り、テーブル上に投影された映像と反応して音を奏でます。その場に居合わせた偶然の出会いから音楽が生まれる新鮮な体験が楽しめる。
ヤマハのブランドストーリーを形にしたオリジナルグッズ(ステッカーなど)のほか、静岡県浜松市の当社本社内にある企業ミュージアム「イノベーションロード」で販売している楽器や音楽にちなんだ各種グッズが展示・販売される。
音楽文化にちなんだオリジナルフードやドリンクをお楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせるカフェラウンジ。ラウンジ内には当社独自の技術を駆使した高臨場感バーチャルライブ「Real Sound Viewing」や、音・音楽に関するライブラリーを設置。当社製品のデザインプロトタイプの展示も行い、聴くだけでなく視覚的にも味覚的にも音楽を楽しめるクリエイティブな空間となっている。
営業時間:11:00~18:30(ラストオーダー 18:00)/火曜定休(祝日の場合は営業)
木村イオリ・森田晃平DUO、fox capture plan、J.A.M、桑原あいトリオの事前収録された演奏がアコースティックピアノとドラム、ウッドベースでリアルに再現されるバーチャルライブスペース。都内初の「Real Sound Viewing」常設展示となっており、アコースティック楽器の自動演奏による「生の音」とアーティストの等身大の姿を映す映像を組み合わせることで、目の前で実際にライブ演奏が行われているような臨場感のある演奏を体感することができる。 12月より2階カフェラウンジの利用者に向けて上映される。
「紙から聴こえる音」をコンセプトに、知的好奇心をくすぐる音・音楽に関わるさまざまなテーマの本が収録された本棚。「音楽とデザイン」「音楽とテクノロジー」といったテーマで集められた本は約700冊収録。本のキュレーションは、人と本の距離を縮めるために公共図書館や病院、ホテル、オフィスなどさまざまな場所でライブラリーの制作をする有限会社バッハ代表であり、ブックディレクターの幅 允孝が担当している。
※2階カフェラウンジ利用者が閲覧可能
海外のデザイン展に出展したコンセプトモデルやヤマハ製品のデザインプロトタイプを展示するコーナー。機能だけでなくデザインにも徹底的にこだわるヤマハデザインの哲学を発信。
※2階カフェラウンジ利用者が閲覧可能
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