【2017年振返りプレイリスト】Spotify 2017年ハイライト、Pitchfork The 100 Best Songs of 2017など8つをピックアップ

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文: 久野麻衣 

2017年の音楽シーンを振り返り!Spotifyの「2017年まとめ」からおすすめのプレイリストと海外メディアが選出したベスト・ソング/トラックをご紹介。今年の音楽シーンを様々な角度から振り返ってみてはいかがでしょう。

Spotify「2017年まとめ」おすすめプレイリスト

Best of 2017 Tokyo Super Hits

Spotify日本国内で最も再生されたプレイリスト3位を獲得した「Tokyo Super Hits」。日本のポップシーンを彩る最新のヒット曲を届けてくれるこのプレイリスト内で2017年人気のあった曲が再生回数ランキングで並べたられています。国内アーティストの登録がぐっと増えた今年のSpotify。開始時期の差もあるので完璧にとはならないかもしれませんが、メジャー、インディーが入り交じるリアルな日本のポップシーンが見えるランキングとなっているのではないでしょうか。

Best of 2017 Rock the World


世界中のロック/オルタナ最新ヒット曲をまとめた「Rock the World」で最も多く再生された人気50曲が登録された「Best of 2017 Rock the World」。今年ニューアルバムをリリースしたフー・ファイターズ、大きな衝撃を与えたリンキン・パークといった海外アーティストから、一躍注目を集めたDYGLCHAIといった国内若手アーティストまで広く今年のロックシーンを総括するようなプレイリストとなっています。

Best of 2017 Frontline


今年上半期、アメリカで初めてロックの売上を超えたというニュースのあったヒップホップ。ここ日本でも多様なスタイルのアーティストが増えるなかで、国内外のヒップホップ・シーンで活躍するアーティストの最新トラックをピックアップするプレイリストが「Frontline -ヒップホップ最前線-」。そこで最も多く再生された人気50曲を見てみると海外のトラップブーム、それをリアルタイムで敏感に取り入れる国内アーティストの感度とクオリティの高さを感じます。

Fresh Finds Best of 2017


インディペンデントなアーティストにとって、Spotifyはブレイクへのチャンスを大きく広げてくれる場。こちらはそんなSpotifyが選ぶ2017年にリリースされた新人アーティストの楽曲が登録されたプレイリスト。カリードD.R.A.M.などのプロデュースを手がけ注目を集めるクリス・マクレニー、BBC期待の新人リスト<Sound of 2018>に選出されたyaejiの他まだまだ日本での情報も少ないアーティストが幅広いジャンルから集められています。お気に入りのアーティストを見つけて2018年の活躍に注目してみてはいかがでしょうか。

海外メディアが選ぶ2017年のベスト・ソング/トラック

Pitchfork:The 100 Best Songs of 2017

ここからは海外メディアの選出したベスト・ソングをご紹介。まず米<Pitchfork>では今年大躍進を見せたカーディ・Bの「Bodak Yellow」が1位を獲得。その他上位はケンドリック・ラマー「DNA.」、リル・ウージー・ヴァート「XO TOUR Llif3」などブラック・ミュージックが強さを見せるランキングとなっています。

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Stereogum:Stereogum’s 80 Favorite Songs Of 2017


こちらは米<Stereogum>のスタッフ8名がそれぞれ2017年のお気に入りソング10曲をランキング形式で選んだプレイリスト。設立者であるScott Lapatineはパラモアの「Hard Times」を1位に選出。同メディアのベスト・アルバムとはまた違った各人の私的な視点が面白いリストです。

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The Guardian:The top 100 tracks of 2017


英紙<The Guardian>は数多くのメディアでベスト・アルバム1位に選ばれているロードの『Melodrama』から「Green Light」を1位に。続くカーリー・レイ・ジェプセン、ロンドンを拠点に活動する日本人シンガーのリナ・サワヤマなど女性アーティストが上位を占める結果となっています。

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FACT Magazine:The Best Tracks Of 2017


英<FACT Magazine>はスペイン出身のシンガーBad Gyalの「Jacaranda」、J HUSの「Did You See」とダンスホール系の新人アーティストを1位、3位に選出しています。ダンスミュージックや新人を積極的に取り入れたランキング。

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