evening cinema選曲プレイリスト『喫茶店で聴きたい音楽』|プレイリスト連載4/4

Rensai

文: riko 

毎回セレクターがDIGった(=選んだ)楽曲をコメントと共に紹介する、毎週更新のプレイリスト連載企画。70~80年代の日本のCity Popを、90年代のJ-Pop風に再構築させたサウンドが特徴の4人組バンド・evening cinema選曲プレイリスト『喫茶店で聴きたい音楽』を4週に渡ってお届けします。最終回となる今回は(Vo.)原田夏樹が選曲。

evening cinema選曲プレイリスト『喫茶店で聴きたい音楽』

You’re the Best Thing / The Style Council

インタビュイー画像

原田夏樹のセレクトポイント:

ちょっと背伸びして、単価高めの純喫茶でも入ったならば、ムードもオシャレにしようということで。喫茶店にいながらもバケーション気分まで味わえてしまう一曲。
ポール・ウェラーの色気と、澄ましたビジュアルも味。おまけに収録アルバムのタイトルは『Cafe Bleu』だしね。

Bewitched, Bothered and Bewildered / Doris Day

インタビュイー画像

原田夏樹のセレクトポイント:

何気ない日常をまるで映画のワンシーンのように演出してくれる一曲。ブロードウェイミュージカルの曲にはこうした魔力が宿っている。この曲に限らず、ロジャース & ハートのコンビは全曲擦り減るほど聴くのをお勧めします。エラ・フィッツジェラルドのバージョンも好き。

Heartbeat / Tahiti 80

インタビュイー画像

原田夏樹のセレクトポイント:

晴れた日のモーニングを食べながら。きっと良い日になるな〜と気分をやんわりと上げてくれる曲。随分とエモーショナルな歌詞・メロディーなのに、肩肘張ってないナチュラルさというか、良い按配の脱力感を”素で”出せてしまうのは、やっぱりフランスというお国柄なのか?

毎週更新!evening cinemaセレクトプレイリスト

evening cinema Profile

evening cinema

2015年大学在学中に結成し活動を開始。70〜80年代ニューミュージック・シティポップなどを、90年代J-Pop的なフィルターを通して再構築したサウンドが特徴的。2020年8月にはミニアルバム「AESTHETICS」全国発売。ラジオ・FM Nack5 (8月度)では「大人になるまで」が「Hit Hit Hit!8月ランキング」のリスナー投票で1位を獲得しパワープレイに選出される。同年11月には中国・深圳で開催された世界最大級の芸術祭「Shenzhen Fringe Festival 2020」の公式テーマソングに大抜擢され『Night Magic』を描き下ろす。
また、cinnamonsとのコラボ楽曲「summertime」がTikTok流行語大賞2020音楽部門受賞、Spotify2020「海外で最も再生された国内楽曲」第7位にランクイン。インドネシアの人気YouTuberのレイニッチとの3部作コラボでは、松原みき「真夜のドア~stay with me」のカバーが世界的大ヒットするなど、作編曲家としても注目されている。

RELEASE INFORMATION

evening cinem「See Off」

デジタルリリース:2021年6月23日(水)
レーベル:Ano(t)raks

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