【10月連載1/3】DJ BAKUセレクト『秋・BBQ・CAMPにてオススメの曲』Pat Metheny、Juice WRLD

Rensai

文: Yuya Eto 

毎回セレクターがDIGった(=選んだ)楽曲をコメントと共に紹介する、毎週更新のプレイリスト連載企画。10月は「秋」をテーマに選んでもらっています。DJ /トラックメイカー/プロデューサー/ターンテーブリスト。として活躍するDJ BAKUさんの秋を感じる曲とは?

DJ BAKUセレクトの秋を感じる曲

Last Train Home / Pat Metheny Group

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DJ BAKUのセレクトポイント:

「ジョジョの奇妙な冒険」のエンディングテーマにもなりましたね。Pat MethenyのGroupのほうの名曲です。大自然の中で遠くをみると煙をモクモクと出した古びた列車が橋を渡っている…なんて絵が僕はこの曲で浮かびます。

And I Love Her / Pat Metheny

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DJ BAKUのセレクトポイント:

こちらもPat Metheny。夜焚き火を囲んで仲間達と昔話をしながら、なんてシチュエーションに最高な1曲じゃないかと。Pat Methenyの音楽はインストゥルメンタルがほとんどなので、会話を邪魔しないものが多いかと。

Lucid Dreams / Juice WRLD

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DJ BAKUのセレクトポイント:

亡くなったXXXTentacionLil Peepの追悼作品(いきすぎた若者が亡くなるのは悲しい事ですが、それもこれもHIPHOPのもつ要素ゆえ…)もリリースしたという彼。STINGネタという事でKIDSも大人も世代間を越えて、皆で聴いてみるのはどうでしょう。

Shape Of My Heart / Sting


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DJ BAKUのセレクトポイント:

そしてその元ネタ「Shape Of My Heart」名曲は色褪せません。STINGのような格好いい年のとり方をしてみたいものです。しかしこの時代の音楽は音が良いですね。レコーディングにもお金がかかっている印象を受けます。

JAPONEIRA / DJ Baku,mabanua


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DJ BAKUのセレクトポイント:

手前味噌でありますが、僕の3枚目のアルバム「JAPONEERA」より、つづり違いで花の「椿(ツバキ)」の意味を持つJAPONEIRA。mabanuaクンの優しいVocalが心地良いです。ピクニックにもどうぞ。


毎週火曜更新!DJ BAKUの『秋・BBQ・CAMPにてオススメの曲』プレイリスト

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DJ BAKU Profile

1978年東京生まれ。DJ/トラックメイカー/プロデューサー/ターンテーブリスト。
16歳のころにDJのキャリアをスタートさせる。1990年代後半に般若とRumiとともにヒップホップ・グループ、般若で活動。グループ解散後、1999年にみずから設立したレーベル〈DIS-DEFENSE DISC〉よりミックステープ『KAIKOO WITH SCRATCH 1999』をリリース。その後同レーベルからミックステープを数枚発表、自主レーベルながら総計30000本以上のセールスとなる。

2003年、MSCのデビュー・アルバム『Matador』に収められた「Matador Office」の制作を機にトラックメイカーとしての活動を開始。2005年、DJ BAKUと東京のインディペンデント・ミュージック・シーンをドキュメントした映画『KAIKOO/邂逅』のDVDが完成。2006年にはアルバム『SPINHEDDZ』(2008年にはSlipknotのDJ StarscreamやMarsVoltaのOmar率いるN2O RecordsよりUS盤もリリース)を、2008年にはダンス・ミュージックに本格的に挑戦したセカンド・アルバム 『DHARMA DANCE』を〈POPGROUP〉より発表、収録曲「AKBAH ATTACK」はBMX RIDER内野洋平によるPUMA CMやカンヌ国際映画祭出展作品にも使用されるなど話題となる。

翌年、日本を代表する12人のラッパーをフィーチャーした『THE 12JAPS』をリリース。同年、DJ BAKUが発起人となり〈POPGROUP〉が主催する都市型音楽フェス〈KAIKOO POPWAVE FESTIVAL’10〉を東京晴海客船ターミナル特設ステージで開催。2日間で1万人以上が集まり、2005年からはじまった同イベントで過去最大規模となる。近年は、いとうせいこうや七尾旅人とのコラボレーション、渋谷慶一朗ややくしまるえつこ(相対性理論)の楽曲のリミックス、KYONO(ex.THE MAD CAPSULE MARKETS)とのユニットの結成、アニソン DJ、ブローステップやダブステップを取り入れたDJプレイなど、ジャンルを越境した活動をますます積極的に行っている。また、韓国、台湾、フランス、ロシア、オーストラリア、ニュージーランドなどにも招聘され、海外のDJやラッパー、バンドらとも交流し国際的な活動も展開している。

2012年 音源を担当したTURNTABLE RIDERがLONDON INTERNATIONAL AWARD「フィルム部門」で海外賞を受賞。
2013年 6月、5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『JapOneEra』を発表。
2014年 未発表曲リリースのため自身のBandcampをスタート。 
そして2015年 OUTLOOK FESTIVAL JAPAN 2015 SOUND CLASHでは見事優勝!
新境地へ向かうため自ら新LABEL、その名も〈KAIKOO〉をスタート。
2015年 NEW ALBUM「NEO TOKYO RAVE STYLE」をRELEASE。
2018年KAIKOO Co., Ltd.を設立。

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