MATSURIのプレイリスト『MATSURIが生み出す新しい“ハレ”という世界観』vol.4|King Gnu、米津玄師など

Rensai

文: DIGLE編集部 

毎回セレクターがDIGった(=選んだ)楽曲をコメントと共に紹介する、毎週更新のプレイリスト連載企画。今回は、沖縄在住のアーティスト、MATSURIが“非日常・特別”を感じられる楽曲を集めたプレイリスト『MATSURIが生み出す新しい“ハレ”という世界観』を4週に渡ってお届けします。

ーあなたは、どんなプレイリストを作る?

アーティストの方にテーマを決めていただき、それに合わせた楽曲を紹介していただくプレイリスト連載。隔週で4回に渡り、プレイリストの楽曲を更新していきます。

沖縄在住のアーティスト、MATSURIが「ハレ」と呼んでいる、“特別な瞬間・思い出の記憶に対して感じるどうしようもなく切ない気持ち、懐かしいような羨ましいような感情”。今回の連載では、そんな非日常・特別を意味する「ハレ」を感じられる楽曲をご紹介します。

Profile

MATSURI

沖縄県在住のアーティスト、MATSURI。

2021年の4月にリリースした1st digital single「金魚すくい」がテレビ東京系連続ドラマ「私の夫は冷凍庫に眠っている」の主題歌に抜擢され、新人ながら注目を集めた。その後も2nd digital single「蛍」では、話題の書道アーティストとコラボした配信ジャケットを公開。3rd digital single「線香花火」リリースのタイミングでは、沖縄県に住みながらも全国・世界に音楽を届けていくエリアレスな活動が評価され、日本最大級のSDGsイベントにZ世代の代表としてアンバサダーにも選ばれた。

祭りの日から感じられる“特別な気持ち”“不思議な気持ち”“ワクワクする気持ち”を MATSURI の音楽からも感じてもらいたい。そんな想いから「祭りの日」をコンセプトに楽曲を制作。同世代で悩んでいる人や居場所が見つけられない人にとってのハレの日のような存在になれるアーティストとして活動していく。

Track13-16

MATSURI「凪」

インタビュイー画像

MATSURIのセレクトポイント:

凪とは風が止まり、波が無くなり、海面が静まっている時のことをいいます。美しい思い出を、シャッターで切り取ったかのようなイメージで表現しました。大正浪漫を感じるようなトランペットの音が入っていたり、手紙の文章を思わせるような言葉を使っています。懐かしさと未知への期待を表現した楽曲です。

King Gnu「ユーモア」

インタビュイー画像

MATSURIのセレクトポイント:

深夜の時間が舞台となっているこの曲は、不思議な気分になるようなサウンドと、聴いていて落ち着くボーカルのメロディが融合されて、ゆっくりと微睡の中に引き込まれていくような感覚になります。夜特有の鬱屈とした感情も自分の中のユーモアな部分だったのかもと感じさせてくれるような一曲です。

米津玄師「ゆめうつつ」

インタビュイー画像

MATSURIのセレクトポイント:

現実と夢の中の対比が感じられるような楽曲です。悲しいニュースや残酷な現実と「ならば今夜くらいは」と入るサビに突然と温もりや安らぎを感じます。残酷な世界で、安らぐ空間ってどうしても必要で、そのギャップをこんなにも包み込むように表現されているこの曲は何度聴いても心にずっしりと響き渡ります。

MATSURI「幻月」

インタビュイー画像

MATSURIのセレクトポイント:

幻月は、光が強くて左右にも月ができたように見える現象のことをいいます。最後にこの曲を持ってきたのは、ハレの日は、普段の日常があるからこそ輝いて見える。私にとってはなんてことない日でも、誰かにとっては特別な日かもしれない。そう考えると毎日がハレの日で、誰しもが特別な存在だって感じられる気がするんです。強い気持ちで、強い思いで自分の声で届けていきたいと、そんな想いも込められています。

MATSURI PLAYLIST『MATSURIが生み出す新しい“ハレ”という世界観』

Profile

MATSURI

沖縄県在住のアーティスト、MATSURI。

2021年の4月にリリースした1st digital single「金魚すくい」がテレビ東京系連続ドラマ「私の夫は冷凍庫に眠っている」の主題歌に抜擢され、新人ながら注目を集めた。その後も2nd digital single「蛍」では、話題の書道アーティストとコラボした配信ジャケットを公開。3rd digital single「線香花火」リリースのタイミングでは、沖縄県に住みながらも全国・世界に音楽を届けていくエリアレスな活動が評価され、日本最大級のSDGsイベントにZ世代の代表としてアンバサダーにも選ばれた。

祭りの日から感じられる“特別な気持ち”“不思議な気持ち”“ワクワクする気持ち”を MATSURI の音楽からも感じてもらいたい。そんな想いから「祭りの日」をコンセプトに楽曲を制作。同世代で悩んでいる人や居場所が見つけられない人にとってのハレの日のような存在になれるアーティストとして活動していく。

RELEASE INFORMATION

『ハレノヒ』

2022年4月20日(水)
MATSURI
配信リリース / CD ¥1,500(税込)

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