山﨑彩音選曲プレイリスト『センチメンタルフスキーin Tokyo』斉藤和義、真心ブラザーズなど|11月連載3/4

Rensai

文: 星原喜一郎 

毎週更新のプレイリスト連載企画。11月はフリーテーマ。山﨑彩音さんが作成したプレイリストタイトルは『センチメンタルフスキーin Tokyo』。今月4週に渡ってお届けしていきます。

山﨑彩音セレクト『センチメンタルフスキーin Tokyo』

君は僕のなにを好きになったんだろう / 斉藤和義

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山﨑彩音のセレクトポイント:

大好きな斉藤和義さん。色んなところで影響を受けていますと公言してきたが、どの曲が好きだとか話させてくれる場所がなかったので、プレイリストに入れることにした。この「君は僕のなにを好きになったんだろう」は、ギターを始めた当初によくカバーをしていた思い出深い曲。今思えば、こんな渋い曲が好きだったのか!と驚くも、リズムボックスを使っていたり、エレキのクリアな音だったり、個人的なんだけど客観性のある歌詞が私らしいなあ!と、好きだったことが腑に落ちる。そして“センチメンタル”という言葉が非常にハマる一曲だと思う。

手と手 / クリープハイプ

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山﨑彩音のセレクトポイント:

日常の虚しさ、情けなさ、恋愛のこじれ、そういう部分を歌ってくれるバンド。だからいつも聴いていて爽快な気分になる。歌詞に共感して泣けてきたり、しんみりした気持ちになったり、そういう音楽に浸る時間は幸せ。帰り道にこの「手と手」を聞くと、“はぁ…”って何かが溢れ出そうになるけど、それを抑え込まなくていいや!と思える尾崎さんの歌声には恐るべき力がある。

けんかをやめたい / 真心ブラザーズ

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山﨑彩音のセレクトポイント:

とにかくイントロがかっこいい!最初の3秒で完全に惹かれました。エレキギターの音もグッとくる。永遠に聴いていたいと思うようなシンプルなギターロック。歌詞は的を得ているけど、ふわふわしてるところもあって、すごくチャーミング。そのバランスセンスが絶妙だなぁとひたすら感心。

きみみたいにきれいな女の子 / 野宮真貴

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山﨑彩音のセレクトポイント:

「プレイボーイ・プレイガール」を初めて聴いたとき、タイトル、歌詞、メロディー、全てが一番キュンときたのがこの曲。歌始まりなのが本当にツボで、ゆったりしてて、淡々と繰り返すグルーヴが心地いい。今回選んだのは野宮真貴さんの最新アルバムのライブver。オリジナルverだと曲の中の女の子は、いつもの渋谷で遊んで帰ってきたら、一人寂しくなって泣いちゃったのかな?って印象だったけど、この最新ライブverでは、その子はもう女の子から“女性”になっていて、東京タワーが見えるレストランへ出かけていく、ロマンチックなムードを感じた。

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山﨑彩音 Profile

15才から東京、神奈川の有名ライブハウスで活動。16才の時にファーストEP『Yer』をライブ会場と通信販売のみで発表。声と言葉。全曲詩先による作風。
2016年、FUJI ROCK FESTIVAL 2016 にシンガーソングライター史上最年少で出演を果たし、2017年にはファーストミニアルバム 『キキ』 を発売。
FM横浜『KANAGAWA MUSIC LAND』 レギュラー・パーソナリティーを担当するなど多方面での活躍をみせる。2018年7月、フォーライフミュージックエンタテイメントよりファーストアルバム『METROPOLIS』でメジャー・デビュー。

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