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FRSKIDのHIYOKO a.k.a. CHICK BOY選曲プレイリスト『大人・アダルト』Jimi Hendrix、Public Image Ltdなど|1月連載1/3

Rensai

文: 星原喜一郎 

毎週更新のプレイリスト連載企画。1月のテーマは「大人・アダルト」。FRSKID(ex.SESAME)のHIYOKO a.k.a. CHICK BOYさんがセレクトした楽曲を全3回に渡ってお届けしていきます。

FRSKID(ex.SESAME)のHIYOKO a.k.a. CHICK BOY選曲プレイリスト

Crosstown Traffic / Jimi Hendrix


インタビュイー画像

HIYOKO a.k.a. CHICK BOYセレクトコメント:

父親が熱狂的なJimi Hendrixのファンで、小学生の頃からよく家で流れていたし、ポスターも貼ってありました。当時は父親と相容れなくて、ジミヘンも必然的に憎む対象となり、ちゃんと聴いたことはありませんでしたが、19歳の時、結局血を引き継ぐ様にロックにのめり込んでしまった僕は、ジミヘンをちゃんと聴いた時に色々な記憶が全て蘇ると同時に、それを越える様な衝撃で、自分が大人になったからなのか何なのかわかりませんが、その瞬間、感覚は今でも覚えています。この曲は入りやすい曲だと思います。リフ、コーラス含め当時から先を行きすぎ!!

The Phantom Cowboy / Judee Sill


インタビュイー画像

HIYOKO a.k.a. CHICK BOYセレクトコメント:

エレキギターのギャンギャンなるロックしか受け付けなかった10代ですが、22歳の時にアルバイトをしていたレコードショップで、SSW系のアーティストをたくさん知りました。Judee Sillはそのきっかけになった人で、彼女の旋律、メロディー、歌は僕に『音楽』を教えてくれた気がして、新たな場所へ連れて行ってくれました。

Something On Your Mind / Karen Dalton


インタビュイー画像

HIYOKO a.k.a. CHICK BOYセレクトコメント:

彼女も上記の流れから聴き始めたFOLK BLUES系のSSWで、その儚い歌声はまた違った大人の女性という感じで、心に響きました。
Judee SillKaren Daltonもですが、こんなに心地よい歌を歌っているのに、どちらもジャンキーで早死にしてしまう様も、良くも悪くも魅力のひとつかもしれません。

Each Time Your Pray / Ned Doheney


インタビュイー画像

HIYOKO a.k.a. CHICK BOYセレクトコメント:

若い頃、AORは単純に大人が聴く音楽と思っていたので、選びました。ただこうして聴くと、やはり良いものは良いし、10代にはなかった音楽へのスイッチを入れてくれました。今はCITY POPが盛んになったおかげで、若い人にもスッと入ってくるんじゃないでしょうか。やっぱこのイントロのブラス、ぶち上がりますね〜。

Rise / Public Image Ltd.


インタビュイー画像

HIYOKO a.k.a. CHICK BOYセレクトコメント:

Sex Pistols脱退後にJohnny Rottenが組んだバンドですね。彼やDavid Bowieの様に、常にオリジネイターでいようとする姿勢、ネクストステージへの挑戦は20歳を超え、大人になった自分へ大きな影響を与えてくれました。


HIYOKO a.k.a. CHICK BOY選曲プレイリスト


FRSKID(ex.SESAME) Profile

2017年9月結成。
2018年4月、4TRACK 1STシングル『NA NA LAND/VAMPIRE BOYS』をリリース。
2018年10月、4TRACK 2NDシングル『NATURAL BORN LOVE KILLERS/ANGEL-A』をリリース。

<MEMBER>
Gt&Vo&Songwriter HIYOKO a.k.a. CHICK BOY
Ba&Vo KYORO
Guitar Hero SASAO★SEKAI
Dr&Mc NAN-JOE

MadchesterやBrit pop、Grungeサウンドを日本人としてハイブリッドに鳴らす4人組ロックンロールバンド。



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