文: S.A.R. 編:riko ito
アーティストの方がテーマを決め、それに合わせた楽曲を紹介していただくプレイリスト連載。全4回に渡って毎週、プレイリストの楽曲を紹介していきます。
今回の連載では6人組オルタナティブクルー・S.A.R.が登場。『S.A.R.’s take a deep breath』と題した全10曲のプレイリストを制作してもらいました。連載第3回は、may_chang(Dr.)、Taro(Key.)が選曲した、Duke Ellington(デューク・エリントン)、Jean Michel Bernard(ジャン=ミシェル・ベルナール)、Thom Yorke(トム・ヨーク)の楽曲をコメント付きでお届けします。
SOUL、R&B、HIP-HOP、JAZZといったジャンルから色濃い影響を受けつつ、独自のサウンドを生み出すS.A.R.。往年の音楽からの影響を感じさせつつ、“今っぽさ”も交えたグルーヴィな音楽も彼らの魅力ですが、今回のプレイリストはそんなS.A.R.の音楽性にも通ずるラインナップとなっています。
PROFILE
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S.A.R.
音楽大学のジャズ科の出身者を中心に構成された6人組オルタナティブ・クルー。メンバーは、santa(Vo.)、Imu Sam(Gt. / MC)、Eno(Ba.)、may_chang(Dr.)、Taro(Key.)、Attie(Gt.)。 SOUL、R&B、HIP-HOP、JAZZなどをベースにしながらも幅広い音楽性を持ち、音源のみならず映像、 アートワークなどあらゆる制作物を自身で手掛けている。
2024年3月27日に自身初となる1stアルバム『Verse of the Kool』をリリース。同年4月に東京・渋谷TOKIO TOKYOにて開催した初のワンマンライブ<Kool Theory>は、チケットを即完させた。
さらに、2025年1月に行った二度目のワンマンライブ<Return of Kool Theory>にて、ポニーキャニオン内〈IRORI Records〉からのデビューを発表。同年4月25日にメジャー1st EP『202』をリリースし、5月に自身最大規模となる東阪ワンマンツアー<202 : traveling without moving>の開催を控えている。
S.A.R.の制作部屋でもあり、may_changが暮らす部屋でもある
『202』というEPタイトルに基づいて
聴いていて「自然と落ち着く曲」をセレクトしました。
may_chang(Dr.)セレクトコメント:
昔から好きな曲です。may_chang(Dr.)セレクトコメント:
大好きな映画の曲です。Taro(Key.)セレクトコメント:
全体的に温度感の低いバラードで、自然と気持ちが落ち着く曲です。サックスとバンドのぼんやりとした音が対照的で印象に残っています。夜聴いていると、過去の事や今の気持ちをふと思い返したりすることもあって最近は特によく聴いている一曲です。Taro(Key.)セレクトコメント:
テンポがゆっくり、かつかっちりしていないので、何にも予定がない休日の朝などに聴いたりすることが多いです。シンセの音が優しくて、全体的に包み込まれるような感じが最高。トムの声は歌と語りのちょうど間くらいの距離感で、寄り添ってくれるように聴こえます。考えごとをしたいとき・したくないときどっちにも合う曲です。INFORMATION
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Major 1st EP『202』
2025年4月23日(水)配信リリース
Label: 〈IRORI Records / PONY CANYON〉Track List:
1. Side by Side
2. Back to Wild
3. Karma
4. juice
5. New Wheels (feat. Shing02)外部リンク
TOUR INFORMATION
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