文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
DJ/ビートメイカー/プロデューサーのgrooveman Spotが今年8月28日にリリースしたアルバム『LUV 4 ME』の収録曲。最近ではDaichi Yamamotoらのプロデュースやリミックスも精力的に行っているgrooveman Spotが、自身の作品としてDaichi Yamamoto、Kzyboostをゲストに迎えています。アルバムにはハイクオリティなサウンドで思わず踊ってしまうようなグルーヴィなトラックはもちろん、ゲストによる歌やラップパートからブリージンなフィーリングが漂う楽曲も多数収録されていて、聴き馴染みの良さも抜群です。
1998年生まれの3人組ユニット、ego apartmentの新曲。変幻自在に日本語詞と英語詞を混ぜ合わせ、アナログ感と新しさを融合させたオルタナティブサウンドを鳴らす彼らは、前作「NEXT 2 U」でspotify10万回再生超えを記録し、「RADAR:Early Noise」のカバーアーティストにも選出されるなど、着実に話題を呼んでいます。本作「Wrong with u」はクリアで優しいサウンドと、曲の随所に散りばめられたヒップホップ的なサンプリングの快楽が織り混ざり、新旧の音楽を融合させるego apartmentの魅力をぎゅっと凝縮させた1曲に仕上がっています。
千葉県出身のシンガーソングライター、UEBOが12ヶ月連続シングルの第11弾として9月15日に配信リリースした「Mabataki」。自らを“ネオサーフ・ミュージック”と形容し、R&B、フォーク、ロック、ポップスなど、多様なジャンルや年代の音楽を自由に行き来する音楽性で注目を集めるUEBO。本作「Mabataki」ではプロデューサーにShin Sakiura、コーラスにMimeやTokimeki Recordsでの活動でも知られるひかりを迎えています。アコースティックギターを中心にした爽やかな音像が、秋の昼下がりにぴったりです。
パスピエが配信リリースした新曲「アンダスタンディング」はパワーポップチューン。とてつもなくキャッチーなシンセサイザーの単音リフが、昨年USのメインストリームでThe Weekendが再び盛り上がらせた80'sシンセサウンドをやんわりと彷彿させます。また、シンプルなパワーコードが曲を引っ張る構成は、”不器用さを抱えながら前進する”というテーマの歌詞と重なってグッときました。
ヴォーカリストのAutumnを中心に結成された音楽プロジェクト、Autumn Fruitの新曲。R&Bやレゲエ、ダブからワールド・ミュージックまで多様な要素を取り入れた音楽性を展開しており、昨年秋にリリースされたアルバム『Tavern Garam』では、ボリウッドの音楽をはじめとするインド音楽や、古代中国に由来する胡楽などが取り入れられています。最新作「Blue Pale Darling」は、グリッジ音やリバーヴィなパッドサウンドなどきめ細やかな装飾が施され、深遠な音世界が広がるオルタナティブR&Bテイストの楽曲となっています。
その他、注目のリリースにはCUB、Gambs、Riku Oshimaなどがラインナップされています。
DIGLE MAGAZINEは他にも毎日プレイリストを紹介しています
RELATED PLAYLIST
記事関連プレイリスト
POPULAR
人気記事