オススメJ-Indieプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』更新 mustela、 asobiなど|2月2週目

Review

文: Mao Ohya  編:Mao Ohya 

DIGLEとアーティスト支援サイト「BIG UP!」が協力してお届けするインディーズアーティストをピックアップしたプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』。2月2週目のカバーは mustela。

今週の「DIG UP!-J-Indie-」注目のアーティスト

Bedside Light / mustela

男女混成の4人組バンド・mustelaの2022年初リリース作品。ストレートな表現ベースに、各所に散りばめられたオルガンやコーラスはゴスペルや教会音楽からインスパイアを受け取り入れられた。歌詞の切なさや苦悩をソウルフルに歌い上げるヴォーカル、繊細かつどこか懐かしいメロディを奏でるピアノ、楽曲を通して大きく変化するダイナミズムの要となるドラムス、重心を支えるうねるようなベース、これらが一体となりmustelaの新たな魅力を表現したバラードソングが完成。

丁寧な暮らし/gb

ラッパー gbの記念すべき連続リリース30作目。1,000万件以上あるSNSトレンド、ハッシュタグ「#丁寧な暮らし」をテーマに「日々どう生きると幸せなのか」「ライフスタイルを見直したい」「いちばん大切ことは何なのか」そんな人々の想いを、ありふれた、でも大切な「1日」のシーンで歌にしている。伊藤健太郎、半澤 楓が主演、2人だけのショートフィルムとして仕上がったMusic Videoにも注目。

On Repeat / asobi

2021年、Spotifyを中心にジワジワと話題となり、大きな飛躍を遂げた6人組バンドasobi。リスナーがシンガロングする画が目に浮かぶ、キャッチーなサビの怒涛のリフレインが生み出すグルーヴが印象的。リリシズムが爆発するエモラップと、一転して90年代の”渋谷系”を彷彿とさせるヴァースでコントラストを付けた、ローラーコースターのようなasobiサウンドの新境地がここに結実。

Walk The Talk / Hannah Warm

コンスタントにリリースを重ね、人気のシティポップ・プロジェクト〈Tokimeki Records〉への参加や、インドネシアのアーティストRevo Martyとコラボレーションするなど精力的に活動を続けるHannah Warmによる今年第一弾シングルは、ソウルフルで躍動感のあるサウンドにキャッチーなメロディと小気味良いリズムが印象的なポップチューン。リリース予定のセカンドアルバム『Coral』からの先行シングルでもある本作は、タイトル「Walk The Talk」(有言実行)に現れるように、新しい一年の幕開けにぴったりなポジティブなメッセージをカラフルなサウンドと共に届ける。

Muddy Water/ Mori Zentaros

アーティストコレクティヴSoulflexに所属するビートメーカー/プロデューサーのMori Zentaroが、ラッパーのDaichi Yamamotoをフィーチャーした1stシングルをリリース。ハードでグルーヴィーなビート・プロダクションとソリッドなフロウが濁水の中を駆け巡る、バウンシーな1曲に仕上がっている。

その他、注目のリリースにはSUMMINKAREKI,Tom KobayashiWATER KINなどがラインナップされています。

第2,4木曜日更新のSpotifyセレクト『DIG UP!-J-Indie-』

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