文: DIGLE編集部
クラシックやジャズをルーツに持つアーティスト、Kaz。かつてはボーイズグループ「INTERSECTION」のメンバーとして活動し、中国のアイドルオーディション番組「創造営2021」にも出演。ハーバード大学の学生として忙しい日々を過ごすなかでも、音楽に並々ならず愛情を注ぎこんできた。
彼の生み出す作品は、とても奥行がある。前述したジャンルのみならず、エレクトロやソウル、R&Bなどからも影響を受け、さまざまな要素が複雑に絡み合った音楽を紡ぎだすのだ。
耳触りがいいにも関わらず、よく聴くとハッとするような仕掛けを潜ませられるのは、「新しいものを作っていきたい」という向上心ゆえなのだろう。だからこそ、懐かしくも新しいKazにしか作れないポップソングを鳴らしていけるのだ。
先日配信が開始された「Home」は、アメリカと日本のどちらにもルーツを持つ彼が「自分の故郷はどこだろう」と疑問を抱きながら、孤独や郷愁を歌ったナンバー。歌詞や感情にフォーカスすべくシンプルにされたサウンドは、Kazの優しい歌声をより一層引き立てる。
Kaz
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