光学がGimgigam・JAWZZと探る、楽曲の新たな可能性

Review

文: DIGLE編集部 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は光学をご紹介します。

原曲とまた違う魅力を

2020年に結成されたTsudio StudioSNJOHiRO.JPによるプロデューサーユニット、光学。Tsudio Studioの「制作者が自身の能力を自分たちのためにフル活用できるアレンジャー主体の音楽制作チームがあってもいいのではないか」という想いをきっかけに始動し、楽曲ごとに異なるボーカリストを招くスタイルで活動を進めてきた。

先日配信が開始された「波(2024 ver.)」は、2022年リリースの『Opto5:UTAE』に収録されていた同名楽曲をバンドアレンジでセルフカバーした1曲。ギターにGimgigam、ドラムにはJAWZZオリーブがある)を迎え入れ、原曲とは一変したファンキーなポップに仕上がった。

Utaeがボーカルを担当した「波」を聴いたことがある人ほど、その様変わりした空気感に驚かされることだろう。女声から男声へ変わったことによる変化ももちろんだが、ビートがドラムになったことでサウンドが有機的に。虚し気な歌詞に寄り添うギターも艶っぽく、曲の向こうにしっかりと生身の人間を感じさせるナンバーである。

光学

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