サマーエンドが音楽で問う、愛の在りかた

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はサマーエンドをご紹介します。

人生を音楽に昇華して

俳優として活躍している浅川眞来有原遣智を擁するバンド、サマーエンド。日常の何気ない「音楽をやろうよ」といったふたりの会話から、実際の活動に発展。楽曲をデジタルリリースし、いよいよ新たなスタートを切った。

先日配信が開始された『アイなどない』は、愛の在りかたを問うオルタナティブロックサウンドな2曲を収録。「愛に飢え続ける人生なので、せっかく自分でバンドをやるなら、それを音楽に昇華したい」という浅川の想いがこめられているという。

「ムーンライト」、「ダンスナンバー」共に描かれているのは、ひとつの恋の終わりだ。「ムーンライト」の歌詞では漢字で“愛”と表現している一方で、「ダンスナンバー」ではカタカナで“アイ”と表記。そこに含まれている意味が、単に“愛”だけにとどまらず、“哀”や“逢い”まで内包していることを香らせる。浅川のルーツを感じさせるスムースでメロウなサウンドにも注目だ。

サマーエンド

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