Chozen Leeが広げる、音楽への愛とリスペクト

Review

文: DIGLE編集部 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はChozen Leeをご紹介します。

さまざまな壁を越えて届くものを

FIRE BALLCHOZEN LEE and THE BANG ATACKでの活動でも知られるアーティスト・Chozen Lee。最新楽曲『Believe it or Not』は、音楽とその歴史へのリスペクト、そして愛に満ちた1曲だ。

LA在住のソウルシンガー/プロデューサーのMark Evichを迎え、ニューヨークで制作されたこの作品。リリックの中でも歌い上げられている〈偉大なミュージシャン達に光を当てる〉をテーマに、これまで紡がれてきた音楽の歴史へ、2024年という現在地からひとつのアンサーを出すように刻まれる言葉たちが強く響く楽曲である。
制作にはThe Bang AttackのギタリストであるYota Kobayashiや、ボストンで活躍するレゲエキーボーディストのYusaku Yoshimuraなど、国境を越えて活躍する日本人アーティストも参加しており、音からも溢れ出る覚悟とリスペクトを感じさせてくれる。もちろん作品のベースにはレゲエがありながら、メロディアスでシティなムードが際立つサウンドはジャンルを問わず幅広いリスナーへ届く普遍性も帯びており、より多くの人と共に分かち合いたい幸福感が詰まった作品だ。

ニューヨークでの制作期間中に撮影されたミュージックビデオからも、ジャンルや国境に縛られず響く音楽の雄大さを感じることができる。ぜひ併せてチェックを。

Chozen Lee

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