オススメJ-Indieプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』更新 SPANOVA、wyolicaなど|9月ピックアップアーティスト

Review
DIGLEとアーティスト支援サイト「BIG UP!」が協力してお届けするインディーズアーティストをピックアップしたプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』。9月のカバーはSPANOVA。

今週の「DIG UP!-J-Indie-」注目のアーティスト

SPANOVA「Indigo」

1997年にデビューした兄弟音楽ユニット・SPANOVAが、2020年から4年の歳月をかけてレコーディングに取り組んだという最新アルバム『From The Interim Space』をリリース。アルバムは、白黒つけてしまうことの多い人間社会に対して、曖昧さを許容し、風の赴くままに音を紡いだ印象を抱かせる作品に仕上がっている。その4曲目に収録されている「Indigo」は、アートワークにもあるように、まるで大地が呼吸している様を感じさせてくれるような、大きなグルーヴが心地良いスロウテンポチューン。

wyolica「メトロにゆられて」

1999年にメジャーデビュー、2013年に解散 、そして2019年5月21日の再結成から5年目を迎えた、男女2人組音楽ユニット・wyolica(ワイヨリカ)が、新曲「メトロにゆられて」をリリース。活動初期から70年代のニューミュージックを彷彿とさせる音楽を生み出してきたwyolicaだが、“シティポップ”のリバイバル・ブームが起こったことで、まさに“世の中のほうが追いついた”状態とも言える。曲のテーマ通り、夜の地下鉄でクラブやライブハウスに向かっているときに聴くのがベストだろう。

チャラン・ポ・ランタン「明日には忘れて」

Vo.ももとアコーディオンの小春による姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタン。彼女らによる新曲は、サザンオールスターズTUBEの懐メロを彷彿とさせる、セクシーな“夏の夜遊び”を歌ったラテン・歌謡曲。昭和のCMやカラオケ映像をオマージュしたMVは、ノスタルジーを喚起すると共に、見ているだけでビールをがぶ飲みしたくなるような映像だ。

LITA「Chapter」

2003年生まれのラッパー・シンガーソングライターのLITAが、新曲「Chapter」をリリース。これまでも2000年代の、特にJ-POP寄りのR&B/HIP HOP曲と近い空気感を醸し出す、メロディアスでキャッチーな楽曲を多くリリースしてきている彼。本作は、過去の恋愛で相手を傷つけたことの後悔を歌ったラブソングに。

その他、注目のリリースにはFLEURASOBOiSMJOMMYなどがラインナップされています。

第2,4木曜日更新のSpotifyセレクト『DIG UP!-J-Indie-』

DIGLE MAGAZINEは他にも毎日プレイリストを紹介しています

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