文: DIGLE編集部
東京出身のシンガーソングライター、大和田慧。音楽好きの父親の影響で60~70年代の洋楽に慣れ親しみ、14歳になると映画をきっかけにゴスペルを歌い始め、ソウルミュージックの道へ。さらにはJoni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)やCarole King(キャロル・キング)への憧れから曲作りもスタート。現在では自身の制作・表現だけではなく、楽曲提供やライブサポートも精力的に行うアーティストである。
先日配信が開始された「Walking into Christmas」は、彼女にとって約1年ぶりとなる新曲。ポップとジャズがクロスオーバーするメンバーをサポートに迎え、心がほっと温かくなるクリスマスソングを紡ぎ出した。
物語が始まりそうなイントロの先に広がっているのは、煌めきの散りばめられた朗らかな世界。クリスマスソングというと、ポップでキラキラしたものやしんみりとしたシックなものによってしまいがちだが、その間をいくような穏やかなムードが作り上げられている。大切な人を想いながら、抱きしめるように聴きたいナンバーだ。
大和田慧
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