WOosが紡ぎ出す、ロマンティックな響き

Review
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はWOosをご紹介します。

サウンドで酔わせて

Funk & psychedelic companyを名乗る5人組、WOos。エアリーで色っぽいボーカルとシンプルながらセンスの光る音楽を紡ぎだしている。

先日配信が開始された「Howl at the moon」は、彼らに1stシングルとなる作品。落ち着いたサウンドとゆったりとしたフロウが心地よいスムースなファンクナンバーだ。

まるで洋楽を聴いているような心地になる言葉の乗せかたは、彼らの特徴のひとつ。英語と日本語をシームレスに使いこなし、音やリズムを大切にしたワードチョイスで歌詞を紡いでいく。だからこそ、ボーカルがメロディーとしての役割を果たすだけでなく、曲を構成するサウンドの一部にもなりえているのだろう。楽器と歌声が溶け合う音楽ならではの、思わずうっとりしてしまう音像が「Howl at the moon」には響いている。闇が深くなった夜の時間、月を見上げながら聴きたくなる1曲だ。

WOos

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