文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
ストリーミングサービスの普及やコロナ禍におけるオンライン移行の流れによって、これまで以上に世界の音楽シーンが交差するようになった。
特に、アジアにおいては浮遊感や透明感をキーワードとしたインディーバンドの台頭が続き、国境を越えた交流も盛んに行われている。
シンガポールのオルタナティブ/ドリームポップバンド・Coming Up Rosesも、その流れの中にいるアーティストだ。
瑞々しく透き通るボーカルと開放感あふれるバンドサウンド、そしてキャッチーさも忘れないまっすぐなインディー・ポップは、場所を問わず音楽好きのリスナーにすぐ受け入れられるであろう人懐っこさを持っている。
また、本人たちは好きな日本のアーティストとしてFor Tracy Hyde、きのこ帝国、17歳とベルリンの壁などを挙げており、彼らと通じ合う魅力も感じられる。
今年3月には名古屋発のシューゲイザーイベント「DREAMWAVES」に配信で出演し国内のライブに初参加してくれた彼らが、満を持して日本初進出曲『All Our Time』をリリースした。
シンガポールで、日本で、そして世界のインディーシーンにおいて、今後どんどん存在感を増していくComing Up Rosesを見逃せない。
Coming Up Roses
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