等身大が楽しい0amの音楽

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ!今回は0amをご紹介します。

ありのままを音楽にして

それぞれがシンガーソングライターとしても活動するMAKIADACHICOMiNUMによる音楽プロジェクト、”0am”。
DTMを用いたサンプリングやカバー動画を中心にしたTikTokを活動拠点とし、5歳のきのこオタク”ゆづっこ”の声をサンプリングした『毒きのこの曲』のヒットも記憶に新しい。
そんな2人のパーソナリティや、リアルな音遊びをより身近に感じられるのが0amのオリジナル楽曲だ。

6月1日より配信中の5thシングル『UneUne』は、梅雨時の憂鬱をありのままに切り取った「Rainy Chill POP」に仕上がっている。
個人としても楽曲制作を行えるMAKIADACHIとCOMiNUMだが、今作は2人で作詞・作曲を行い、トラックメイク・MIXはMAKIADACHIが担当したセルフプロデュース作品だ。
湿気でうねる髪の毛や、急な雨のたび増えるビニール傘、充電器に手を伸ばす気力さえない日のこと。
ご機嫌ではいられない季節の遣る瀬無さに等身大のままフォーカスして、それでいてポップに寄り添ってくれる1曲がここにある。

たとえば、天気が悪いときにはあなたなりの過ごし方を写真や動画で切り取って、この曲をBGMにTikTokへアップロードするという雨の日の乗り切り方も楽しいかもしれない。

0am

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