文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
2024年の楽曲「pride」がTiktokで拡散され、注目を集めているシンガーソングライター・LITAが、最新EP『22』を2025年1月14日(火)にリリースした。EPは、ラップやHIP HOPに近い歌唱/ビートを用いつつ、キャッチーなメロディを中心に据える彼のスタイルが存分に発揮された一作に。その1曲目となる「I don’t need you」は、ヘヴィなビートと清涼感のあるギターバッキングが印象的な一曲。《未来は明るい、心配ない 1人でも生きれるよ I don't need you》という一節が印象的で、“愛した相手がいなくても生きていける”と自立を歌うさまから、強い意志を感じる。
東京拠点のスリーピースバンド・SaToAが、最新曲「long skirt」をリリースした。Mac DeMarcoなどの落ち着いたインディロックを彷彿とさせるデッドな音像が魅力的な一曲。まさに今この時期のような冬の寒空の下を舞台に生活を賛美する。季節が変わる前に聴いてほしい。
2023年にリリースしたバンガー・チューン「病みモード」以降、クラブサウンドと挑戦的なリリックで注目を集める謎多き2人組ユニット・ぱーてぃー韻きゃが、新曲「Ganesha」をリリースした。ドープなHIP HOPのビートをベースに、ヒンドゥー教の神様である“ガネーシャ”に触れた一曲。権威主義や反知性的な現代社会の態度を痛烈に批判する歌詞がクールだ。
ボカロP・あだちかすかが、新曲「なんかのギャグ?」をリリース。歌い出しの《なんか、最近おかしい! いつからお前の口は将来や希望やらを言うようになった?》から、何を歌った楽曲なのか察せる一曲に。《思春期に神様と思っていたあのバンドはもうくらい歌詞は歌わなくなったなあ》《あーあ、なんか馬鹿馬鹿しいみんなマトモを夢見る 僕もうっすら気づいちゃあいる その方がいい、って》など、大人へと変わっていく周囲に対する想いをストレートに表現するパンチラインの応酬が気持ち良い。
その他、注目のリリースにはLOVE AND CIGARETTES、wa(l)ternative、Organic Callなどがラインナップされています。
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