 
        文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
2003年生まれ/茨城県出身で、東京を中心に活動するシンガーソングライターLITAが新曲「Daylight」をリリース。2022年より音楽活動を開始し、2023年のシングル「Dream rain」で知名度を拡大、2024年7月には「pride」がTikTok等で話題となり多くの注目を集めるなど、恋愛をテーマにしたメロディアスな楽曲で若い世代から支持される彼。そんなLITAの新曲は《おはよう今日も始まって まず初め、君のこと考えて》という歌詞から始まるように、日々の生活の中で考えてしまう意中の相手について歌った一曲に。ボーカルチョップや速いフロウ、トラップビートなど、アドレナリンの分泌を促進するような歯切れ良いアプローチが多かった既存曲と比較すると、爽快な鍵盤のフレーズや少し控えめなテンポが印象的で、曲タイトルの「Daylight」=“日中・昼間”と対応するように、等身大で自然な空気感が魅力。カップリングにはSpeed Up Ver.も収録されているため、アッパーなテンションを求める方もそちらを聴くと満足できるだろう。
 
                         
                            カメレオンを捩った造語で“変幻自在”をコンセプトに2012年より活動するヴィジュアル系バンドカメレオ。バンドでありながらも5人で歌って踊る楽曲や歌詞に社会風刺を取り入れるなど、多様なアプローチを取り入れるスタンスを貫きヴィジュアル系シーンでは異端児として人気を集めている。そんな彼らの新曲「青い葡萄」は、静と動が交錯するサウンド、艶やかで儚いメロディ、そして感情的な歌詞が共鳴するエモーショナル・ロックナンバー。“未熟さ”や“痛み”、そしてそれでも前に進もうとする“青い衝動”をテーマに、遊び心とメッセージ性が同居する一曲に仕上がっている。成熟を急がず“青さ”そのものを肯定する作品に。
名古屋を拠点に活動するDJ/プロデューサー/ビートメイカーのDJ JUNNが、アメリカ・アトランタのレーベル〈Freebandz〉所属のGuap Tarantino(グアップ・タランティーノ)とコラボレーション。以前にはDisryやJinmenusagiら日本全国のラッパーたちと現場まで足を運びながらアルバム『Song Cry』(2022)を制作するなどフットワークの軽い彼。そんな彼は今回実際に渡米して新曲「Focus On The Right」を制作し、アトランタのリアルなクラブカルチャーやストリートの空気を吸収している。ヘヴィなグルーヴ、壮大な世界観、そしてミニマルなメロディ感覚で、唯一無二のスタイルを確立した一作に。
大阪府在住、以前は4MC1DJからなるMakeSumとして活動していたAkilimali。アメリカ人の父と日本人の母との間に長男として誕生し、黒人である父の価値観や痛み、うちなんちゅ(沖縄生まれ)の母の価値観と痛みの中でアイデンティティを形成した彼は、人生で一番大切なのは愛だと実感したのちに、キリスト道を歩む為に音楽活動を休止。現在もMakeSumと交流がある中、2021年からソロで活動開始している。そんな彼の3曲入り最新EP『Love Songs』の1曲目に収録されている「143」は、《愛してる》をリフレインする“愛”について歌った一曲に。まさに自身にとっての新たなシグネチャーとも言える作品が誕生。
アメリカの大学寮で曲を作るdroと、日本でクローゼットを録音ブースにして歌うRuiが、2024年2月にXを通じて結成した2人組デュエットバンドredraw。“redraw”=“再描画”というバンド名の通り、J-POPをベースにしながらもジャンルの枠を超え、新しい音楽を描き続けることを目指している。そんなredrawの7作目の新曲「雨色」は、誰もが一度は感じたことのある“劣等感”をテーマにした一曲。ミックスはMrs. GREEN APPLEなどを手がける安達義規、マスタリングはこれまでにも彼らの楽曲を手がけた世界的エンジニアイダニア・バレンシア(Idania Valencia)が担当しており、普遍的な心情を描いた歌詞と、ドラマチックだが無駄のないバンドサウンド、上質なサウンドエンジニアリングが呼応した作品に仕上がっている。
 
                                 
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