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滋賀発の3人組ロックバンド・Umibare.が、1stアルバム『海で泣いてもバレやしないさ。』を2023年4月26日に配信リリースした。もともとはシンガーソングライター/トラックメイカー“かふ”(Vo)のソロプロジェクトとして、2022年1月に始動。同年8月より、らぶりん(Gt)とポーランド(DJ)が加わる形となり、バンド編成となった経緯を持つ。
バンド名はかふの過去作品「夢寐」の歌詞《海で泣いてもバレやしないさ。》をもとに、省略した“海バレ”をローマ字表記にして命名。「弱いところを受け入れられる、海のような存在のバンド」を目指している。
そんなUmibare.が満を持して完成させた今作は、1stシングルの「Uterus」をはじめ、チル的な要素も備えた耳当たりのいい楽曲が揃い、とても気持ちよく没入できるようなアルバムに仕上がった。
今回はUmibare.のメンバーから、かふ・らぶりんを迎えてインタビューを実施。ニューアルバムについてはもちろん、彼らのルーツとなる音楽、ソロプロジェクトからバンドに変わった経緯、曲作りにおいて意識しているポイントなどを、たっぷりと語ってもらった。
ーみなさんが音楽に興味を持ち始めたきっかけ、ルーツとなったアーティストをまずは聞かせてください。
かふ(Vo):
音楽活動のスタートは、高1のときにらぶりんといっしょに「バンドを組もう」「ギターを始めよう」となったことです。ーUmibare.が今のバンド編成になったのは2022年8月からと伺っていましたけど、その前から2人は知り合いだったということですか?
かふ(Vo):
らぶりんとは赤ちゃんのときから友達というか(笑)。そもそもお互いの親同士で仲が良くて。自分が覚えてないくらいの頃から交流があるんです。小・中学校もいっしょで同じテニス部でずっと遊んでいたので、音楽のルーツもけっこう近いと思います。高1で僕が強い憧れを持ったのは、地元・滋賀出身のUVERworldですね。ー小・中学校の頃も音楽は好きでしたか?
かふ(Vo):
はい。小学生のとき、アニメ映画『ブレイブ ストーリー』の主題歌「決意の朝に」を歌っていたAqua Timezが好きになったんです。彼らのやさしい世界観、歌詞、温かさみたいなものが自分にフィットしたんですよ。Aqua Timezでいちばん好きな歌詞があって、《傷一つない心が 何処にあるのだろうか》っていう一節なんですけど。ー「MASK」?
かふ(Vo):
「MASK」です! もちろん、ほかにも好きな曲はたくさんあるんですけど、弱さを知っているような、わかってくれるようなその歌詞がすごく刺さって。自分の大きなルーツと言えるんじゃないかなと思いますね。ーそして、高校でUVERworldを聴くようになると。
かふ(Vo):
BUMP OF CHICKENやONE OK ROCKといったロックバンドを通って、UVERworldに辿り着くんですけど、出会ったときは「なんだ、このかっこいい集団は!?」という驚きがありました。Aqua Timezとはまた違う強烈なインパクトで、自分が持っていないものを持っていたんですよね。男として憧れるような力強さ、激しさがUVERworldの音楽には詰まっていて、一気にハマった感じです。ーらぶりんさんのルーツは?
らぶりん(Gt):
基本的にかふと行動していたので、最初は自然とAqua Timezをいっしょに聴くようになりましたね。かふのお母さんの車によく乗せてもらっていた時期があるんですけど、そのときにAqua Timezが流れていたのが印象に残ってます(笑)。ー入口はまったく同じなんですね。
らぶりん(Gt):
そうなんですよ。で、中学からはボーカロイド。ネットサーフィンをしていたとき、米津玄師さんが“ハチ”名義で発表した「マトリョシカ」をたまたま知って、そこから「歌ってみた」というものに衝撃を受けたんです。ひとつの曲をひとつのアーティストが歌う形しか知らなかった僕にとって、既成概念を覆す感じがあったと言いますか。「こんな音楽があるんだ!」と思って、3年間ずっと夢中で聴いてました。ーかふさんとバンドを組むことになって、また音楽の好みは変わりましたか?
らぶりん(Gt):
いわゆるロックバンドをちゃんと聴き込んだことがなくて、そのあたりをいろいろ聴く流れでRADWIMPSが好きになりました。RADのギターサウンドって、繊細なクリーントーンが印象的な一方、時に豪快なフレーズも弾くみたいな。表現の幅がすごく広いのがいいなと思って。ー高校ではどんな感じのバンドを?
かふ(Vo):
今の音楽性とはまったく違うんですけど、当時めっちゃ流行っていた04 Limited Sazabys、WANIMA、BLUE ENCOUNTに影響を受けて、拙いながらもオリジナルをやってましたね。ーそういった時期を経て、だんだんとトラックメイク的な曲作りにシフトしたり。
かふ(Vo):
高校3年間はバンド活動をしていたんですが、大学ではメンバーの就職とかもあって、全員が揃うのがなかなか難しくて…結局、解散することになりました。そのあと「どうやって音楽を作ればいいんだろう」と考えた結果、DTM(デスクトップミュージック)というものに行き着いて。やり方を教えてくれたのが、DJのポーランドなんです。ーポーランドさんとはどんなふうに出会ったんですか?
かふ(Vo):
バンドの解散後はいろいろと試行錯誤していて、ソロで弾き語りをやっていた時期があったんですよ。そのスタイルで京都のライブハウスへ出たときに、ポーランドが対バン相手にいて。パソコンで音楽を流すライブのやり方が、僕からすると「なにこれ!?」という感じだったので、気になって話しかけたんです。そしたら同い年だったのもあってすごく仲良くなれた、みたいな出会いですね。「このMacBookを買えば、曲が作れるぞ」とか、ひとりで音楽をやる方法を彼に教えてもらって、そこからDTMにのめり込みました。ーもともとはかふさんのソロプロジェクトだったUmibare.がバンド編成になったのは、今回のアルバムにも収録されている「遊泳」からですよね。
かふ(Vo):
そうです。最初は“かふ”名義でシンガー/トラックメイカーをやっていて。その間、らぶりんは大学のサークルでギターの腕を磨いていたんですけど、僕がひとりで活動を続けるのが徐々にしんどくなってしまったんですよね。曲を作るうえで、脳みそが1個じゃ限界があるというか。「これ以上は先があまり見えないな」「もっとこうできたらいいのにな」と感じることが増えてきて、そんなときにらぶりんとポーランドのアイデアが欲しいと思いました。2022年の3月にライブのサポートで誘って、正式メンバーになってもらったのは8月です。らぶりん(Gt):
かふのソロもずっと聴いていて「いいなあ」と思ってたので、ここに来てまた誘ってくれたときは嬉しかったですね。二つ返事でOKって感じで。ーバンドになってみてからの感触はいかがですか?
かふ(Vo):
実際、非常に助かっております(笑)。今までだと「こういうときにこういうギターを入れたい」と思っても、僕はそんなに上手く弾けるプレーヤーじゃないので、どうしても曲作りで苦しい場面が多かったんです。その部分をらぶりんがフォローしてくれるのですごくありがたいなと。ポーランドは音に対するこだわりが強くて、音を正確に捉えられるのが魅力です。たとえば「ここのリバーブはちょっとだけカットしよう」とか、ミックス/マスタリングの細かい部分を補助してくれたりしますね。ーUmibare.というバンド名は、かふさんの過去作品の歌詞《海で泣いてもバレやしないさ。》が由来だそうですが、今回のアルバムタイトルにもなっていたり、収録曲「Sleep on the Seabed」の歌詞でも引用されていたり、とても思い入れのある表現に感じます。
かふ(Vo):
作った当初は意味合いをそこまで深く考えていたわけじゃなかったんですよ。でも、ライブで歌っていくうちに、いろんな捉え方ができる歌詞だなと感じてきて。僕の解釈としては、普段は社会に適応しようと一生懸命がんばってるけど、どうしてもつらくて泣いてしまいたいときってあるじゃないですか。なのに、その姿は絶対に誰にも見せたくないみたいな。そういう「弱さを見せられない人の安心できる場所が海なんじゃないか」と思ったところから、海のことがすごく好きになったんです。ーなるほど。
かふ(Vo):
普段は見せられないけど、Umibare.の音楽を聴いているときは、自分の弱いところを認められる、受け入れられるみたいなイメージかな。そういう海のような存在のバンドになりたくて、この名前にしました。ー海のどんなところが好きですか?
かふ(Vo):
静かな日もあれば、波が立つ日もあるし。浅い場所だと光が透き通ってきれいだけど、深海に行けば行くほど怖かったりとか。怒りが出ているとき、落ち着いたとき。そうやっていろんな感情が見えるところですね。曲でもそのテイストを表したいんです。ー特に日本人って、苦しい状況を言えずに我慢してしまいがちな性質があると思うので、そういう人たちにとっての支え、癒やしのような音楽になるといいですね。
かふ(Vo):
目指すのはそこですし、そう考えるとUmibare.のルーツはAqua Timezなのかなと思います。弱い立場の人に寄り添うような音楽を届けてくれたと、僕は個人的に感じているので。ーあとは“海”や“水”に加えて、“夏”を連想させるアプローチも多い気がしました。
かふ(Vo):
夏もすごく好きなんです。母が鹿児島の出身なんですけど、幼少期に鹿児島のビーチによく連れて行ってもらっていた記憶が鮮明に残っているので、夏と海が好きという感覚が自然に培われてきたのかな。「Humming」で《冬に聴く夏曲が好きなんだ》と歌っているのもその影響ですね。とはいえ、季節を限定する曲はそんなにたくさん作りたいと思わないのが、僕のややこしいところで(笑)。ーそれはどうして?
かふ(Vo):
クリスマスソングとか夏祭りの曲とかって、その時期にしか聴けない、リスナーが聴くタイミングを選んでしまう感じがあるじゃないですか。冬のラブソングを季節外れの夏に聴こうとは自分もなかなかならないので、「A Tip of Summer」をアルバムに入れるかどうかは悩みました。“夏を惜しむ”をテーマにソロ時代に作ったかっこいい曲なんですけど、僕みたいな見解の人もいるだろうから。でも、そんな中で《冬に聴く夏曲が好きなんだ》という「Humming」の歌詞を思いついたとき、こう歌っちゃえばリスナー側もきっと冬に聴く夏曲を好きになってくれるんじゃないかなと(笑)。アルバムのバランスをいろいろ考えて、うまく全シーズンに対応できる形にしてあります。ーUmibare.にとって初のアルバム『海で泣いてもバレやしないさ。』が完成したわけですが、今の率直な手ごたえや感触は?
かふ(Vo):
2年くらいかけて出来上がったアルバムなんですけど、最初にリリースした1stシングルの「Uterus」とか、わりと古い曲を今になって聴いても、すごく納得がいく感じが僕はあって。愛せる作品を残せた気がしますね。もっと前のソロ時代の作品はちょっと拙くて恥ずかしかったり、「修正したいな」と思ってしまったりするのに、Umibare.に関してはそういう後悔みたいなものがない。やっぱり、らぶりんとポーランドの存在が大きいです。らぶりん(Gt):
かふがいろんなジャンルの音楽を聴いてきたことによって、ソロのとき以上に多彩なアルバムになったし、そこに僕とポーランドの色も加わり、さらに自由度が増した感じがしますね。かふ(Vo):
吸収してきたものは確かに多いんですけど、僕としては2人の力があったから、自分の頭の中を完璧に再現できたっていうイメージかな。ーらぶりんさんがジャンルの広がりを感じたのはどのあたりですか?
らぶりん(Gt):
曲で言うと、「透光度」と「Migraine」ですね。これまでのUmibare.にはなかったようなアプローチが入っていて、「こんな曲ができるんだ!」「早くギターを入れたい」とモチベーションが上がりました。同じバンドのメンバーなのに、ガツンと刺激をもらえるところもあって。かふ(Vo):
僕がやりたい音楽を作って、らぶりんとポーランドがついて来てくれている感じですね。「こんなの作ったからどう?」的なノリで、「いいね!」となったらそのままどんどん進めていくっていう。なので、2人には本当に感謝しています。ー基本的には、かふさんが好きな歌い回し、好きなサウンドで曲を作っていると。
かふ(Vo):
そうですね。2019年に1年ほどイギリスに留学した経験もあって、英語のサウンドが好きなんです。ちょっと前に流行ったマンブルラップのような、「何言ってるかわかんないなあ」みたいな英語の歌い方が、僕は耳当たり的にけっこう好みだったりもして。歌詞に関して言うと、「聴き取れてナンボだろ」と思っていた時期を経て、「聴き心地がよければOKかも」「(歌詞は)あとから見ればいいよね」という感じに気持ちが変わってきた。ーすごく自由ですね。
かふ(Vo):
曲のコンセプトによって使い分けてます。「この曲は歌詞をちゃんと聴いてほしいから、しっかり発音して歌おう」「この曲は音を楽しんでほしいから、歌詞の発音は少しゆるめで英語っぽく日本語を発音してみよう」みたいな感じで。ー韻もたくさん踏んでいるなと思いました。
かふ(Vo):
Aqua TimezやUVERworldも好きなんですけど、最近はヒップホップもめっちゃ聴いていて。ポップスというよりはヒップホップに近い思考回路で歌詞を書いています。耳当たりのいいサウンドを維持しながら、歌詞の意味もちゃんと通す。その両立を目指したいんですよね。ーどんなヒップホップを聴いているんですか?
かふ(Vo):
日本語ラップだったら、ZORNさん。果敢に韻を踏んで、歌詞の意味もしっかりと成立させているのがかっこいいんです。海外のヒップホップだと、Travis Scott(トラヴィス・スコット)とか。洋邦どっちも聴いて、英語と日本語のラップの書き方や旨みを拾ったりしながら、自分流に昇華しています。ー音数はスッキリしている印象ですよね、全体的に。
かふ(Vo):
シンプルであればあるほどいいと思っているんですよ。J-POPのトラック数の多さがすごい技術力なのはわかるんですけど、それよりは「こんなに少ない音数なのに、なんでこんなに感動できるの?」みたいなアプローチにワクワクするタイプなんです。らぶりん(Gt):
曲作りを担ってくれているかふがあってこそのUmibare.なので、そういう意思はなるべく尊重したいんですよね。今作においては、あえてバンドらしいギターの弾き方はあまりしないようにしていたり。曲にとって必要なアプローチを取ることを、新鮮に楽しみながらやっています。かふ(Vo):
ただ、今後はまた表現の仕方が変わるかもしれないですね。このアルバム『海で泣いてもバレやしないさ。』ができたことで、僕としては自己表現の欲がある程度満たされた気がしているから。3人でもっと議論を重ねていくのも面白いんじゃないかなと思っています。ーボーカル、ギター、DJの編成って、まだまだ可能性がありそうですしね。
かふ(Vo):
生音がギターとボーカルしかないので、Umibare.はユニットのように見えたりもすると思います。でも、なんというか…すごく失礼な言い方になってしまうんですけど、日本の音楽ってけっこう似たサウンドが多いと感じちゃうんです。ーバンドシーンでも、確かにそういう場面は。
かふ(Vo):
ありますよね。そんな中で僕が好きなのは、CVLTE、Fear, and Loathing in Las Vegas、UVERworldのような、バンドの枠を超えたサウンドアプローチをしている人たちなんです。「こういう音もあるんだぜ?」じゃないけど、「知ってほしい」「もっといろんなことをしようよ!」みたいな気持ちが強くて。それで、Umibare.は生のドラムとベースを入れていない編成だったりするんですよ。DJがいれば、シンセベースもエレキベースも切り換えやすかったりしますし、何かと自由に幅広く攻められますから。ーアルバムで個人的に気に入っているポイントはどのあたりですか?
らぶりん(Gt):
僕はさっきも言った「透光度」と「Migraine」ですかね。今までのUmibare.とはまったく違う曲になったので、アルバムの聴きどころのひとつかなって思います。ー「透光度」はアウトロのギターソロもいいですね。かふさんのビブラートを受けて始まる感じで。
らぶりん(Gt):
めちゃめちゃかっこよく弾けた、熱いギターソロになってます。余韻もたっぷりだし、そこからピアノのアルペジオに繋がる流れがすごくきれいだなって。かふ(Vo):
あのピアノはポーランドが弾いてくれてます。ー「Migraine」もお気に入りで。
らぶりん(Gt):
この曲はレゲトンになるんですけど、僕がこれまでまったく聴いてこなかったジャンルの音楽ですからね。ドロップが入っていたりとEDMの要素もあるアレンジに、バンドでアプローチしていくっていう。どうやってギターを入れるかを考えるところを含め、とにかく新鮮でした。かふ(Vo):
最近も「このアプローチは絶対にギタリストじゃやらないよ」「シンセっぽいギターの使い方だね」みたいなことをらぶりんに言われたんですけど、Umibare.のギターサウンドってやっぱり独特なんですよ。ギターっぽくない。僕がスケールとかの音楽理論をまったくわかってなくて、響きの気持ちよさやノリを重視している面が多分にあるので、自ずとそういう曲ができるんだと思います。ーシンセのようなプレイが多い中で、「Humming」はギターロックの感じも出ているのかなと思いました。
かふ(Vo):
「Humming」は意識的にギターロックのほうに振りました。それこそいろんなことをやりたい想いがあるので、シンセっぽい弾き方も、ギターらしいかっこよさも、両方をアルバムに入れています。ーかふさんはどうでしょう?
かふ(Vo):
いちばん好きな曲は「Sleep on the Seabed」です。イギリスの留学をきっかけに、UK発祥のドラムンベースにハマりまして。帰国してからもずっとドラムンベースをディグり続けて、ついには自分でも作ってみようと。けっこう時間はかかってしまったんですけど、念願叶ってできたのがこの曲なんですよ。ーテンポチェンジや高速ラップもいい感じです。
かふ(Vo):
日本語のドラムンベースはゆったりしたノリの曲が多い気がするんですけど、ラップにしてみたらかっこいいんじゃないかなと思って。「これが自分のドラムンベースかあ」と浸れるくらいの自信作にはできました。ー本当に多彩なアルバムになりましたね。曲も内省的な切り口から前向きなものまで、色とりどりで。
かふ(Vo):
感情の起伏がすごい人間なんですよ、僕。たとえば、本当に落ち込んだときの自分の考え方って、別人なんじゃないかというくらいの思考回路だったりもするし。逆に明るいときは、とことんポジティブな曲が書けたりする。その落差がダイレクトに反映されているところもありますね。ー作品の受け止められ方も楽しみじゃないですか?
かふ(Vo):
どのくらい受け入れられるのかという不安もありつつ、共感してくれる人がいたら嬉しいですね。ちょっと落ち込んでいたり、物事があまりうまくいってなかったりするときに、Umibare.を聴いてくださる方が多いみたいです。ーアルバムのリリース後は、京都・大阪・東京でツアーも開催されます。
かふ(Vo):
初日にあたる京都のLIVE HOUSE GATTACAは、DTMを始める前から現在に至るまで、ずっと僕の面倒を見てくれて支えてくれているライブハウスなので、恩返しをしたい想いがありますね。大阪や東京の会場もGATTACAに紹介していただいて、本当にありがたい限りです。ーライブの見どころなどは?
かふ(Vo):
僕の歌い方、立ち居振る舞い、らぶりんのギターにしても、生の躍動感やかっこよさを観てください。音源とはまた違う世界観になるようなライブがしたいと思います。らぶりん(Gt):
ギターは迫力を全面に出したいですし、DJのポーランドとの掛け合いとか現場ならではの表現もやりたいです。東京でライブをやるのは初めてなので、ぜひ観に来てほしいですね。ー今後の目標は何かありますか?
かふ(Vo):
地元・滋賀のフェス<イナズマロック フェス>に出ることです。実は地元が同じということもあり、共通の知り合いを通して一度だけボーカルのTAKUYA∞さんとベースの信人さんとお話をさせていただいたことがあって。「UVERWorldが大好きで、僕も音楽をやってます。いつか絶対に追いつきます!」みたいな感じで生意気にもお伝えさせてもらったら、TAKUYA∞さんが「じゃあ、次に会うときはステージの上だな」と言ってくださったんですよ。ーいい話ですね。
かふ(Vo):
今度は出演者として、Umibare.としてステージで会いたい。そう考えたときにイメージできたのが同じ地元である滋賀の<イナズマロック フェス>だったので、そこを目標にがんばっていきたいです。RELEASE INFORMATION
EVENT INFORMATION
Umibare. LIVE TOUR 1st. Album『海で泣いてもバレやしないさ。』リリースツアー
2023年4月29日(土) 京都西院GATTACA
2023年5月19日(金) 寺田町Fireloop
2023年6月20日(火) 吉祥寺WARP
2023年6月21日(水) 下北沢ERA▼予約フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdtUyqIMbc1n8SiTCUDWOufvkfwbPIRWQTcXLK2Mi0vV-veCg/viewform
BIG UP!
『BIG UP!』はエイベックスが運営する音楽配信代行サービス。 配信申請手数料『0円』で誰でも世界中に音楽を配信することが可能で、様々なサービスでアーティストの音楽活動をサポート。また、企業やイベントとタッグを組んだオーディションの開催やイベントチケットの販売や楽曲の版権管理、CDパッケージ制作などアーティスト活動に役立つサービスも充実している。
さらに、音楽メディアも運営しており、BIG UP!スタッフによるプレイリスト配信、インタビュー、レビューなどアーティストの魅力を広く紹介している。
▼official site
https://big-up.style/
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