繊細な黒線で魅せるアーティスト・yutaokudaさんが選ぶ作業中やランニングで聴く5曲|Gridge Creators Music

Gridge Creaters

文: 梶野有希 

クリエイティブ配信プラットフォーム『Gridge』とのコラボインタビュー企画「Gridge Creators Music」。5回目は黒一色だけで、まるで彩りがあるかのように錯覚させるアーティスト・yutaokudaさんが登場。彼が作業中やランニングに聴く5曲を紹介してくれました。

自分の嫉妬心に気づいてファッションデザイナーからアーティストへ

ー自己紹介をお願いします。

インタビュイー画像

yutaokuda:

アーティストのyutaokudaです。”Colourful Black” “色とりどりの黒”というコンセプトで、使う色は黒一色ですが、彩りがあるかのように錯覚させるカラフルな黒使いが特徴的な絵を描いています。主に線を駆使した花や生き物など様々なモチーフを描いていますね。個展やグループ展、ファッションブランドとのコラボレーションも国内外問わず積極的に作品を発表しています。今はこういった活動をしていますが、以前はファッションブランド『TAKEO KIKUCHI』でファッションデザイナーをしていました。

提供:Gridge
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ーファッションデザイナーからアーティストへ転身されたきっかけを教えてください。

インタビュイー画像

yutaokuda:

きっかけはいくつもあったんですが、アーティストはもともと子供の頃から憧れの生き方でした。ただ、どこか現実味のない感じがあったんです。そういった中で進路を迫られた時に、絵も描きたいし、Alexander McQUEENにちょうどその頃憧れてたこともあり、ファッションにも興味が出てファッションデザイナーになりました。

ただ、実際に自分がファッションデザイナーとして仕事している時に、周りで今の自分のようにアーティストとして絵を描いて発表している人を見ていると、すごくモヤモヤしてしまって、友達に誘われても理由をつけて展示会などに行くことを断っていたんです。でも偶然、知り合いの展示に行く機会があって、そこに行った時にこのモヤモヤは『嫉妬』だということに気づいて、翌日に会社の上司に仕事やめて絵描きたいということを話していました。

ー“Colourful Black” “色とりどりの黒“というコンセプトはどこから生まれたのでしょうか。

インタビュイー画像

yutaokuda:

自然に描きはじめた絵が細かい線画だったんですが、花や生き物をモチーフにすることが多かったせいもあって、見る人によってはモノクロだけどカラフルに見えると言われることが結構あったんです。そこからは、モノクロの線で色彩が見えるように意識して描き始めました。それでモノクロの絵をカラフルに見えるという方に、実際に塗り絵をしてもらい、どうカラフルに見えるのかを視覚化してもらうことで、自分だけの作品を作ってもらうという塗り絵のワークショップを始めたんです。それが『Colourful Black』というコンセプトの始まりです。

提供:Gridge
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ー今後チャレンジしてみたいことはありますか?

インタビュイー画像

yutaokuda:

今までは、完成形が頭の中でほぼ100%決まっている状態で絵を描き始めているんですが、今後はもっと作品の中に偶然性を取り入れたいと思っています。“にじみ”などの偶然性と、自分のもつ細密なタッチをミックスさせて自分らしい作品を作っていきたいと思っています。他にはホテルや店のカーテンやクロスや壁紙など、その空間を丸々ディレクションするようなこともやってみたいですね。
次ページ:yutaokudaさんと音楽の付き合い方

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梶野有希

97年生まれ。ライブハウスとインディーズロックが大好きです。

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