愛わなびさん思い出の1曲「Arctic Monkeys/When the Sun Goes Down」|Music Episode #009

Music Episode

文: スギタヨウヘイ 

誰もが持っている思い出の一曲についてインタビューする『Music Episode』。9回目は女優・モデルだけでなく、インタビューや撮影を手がけるクリエイターとしても活動している愛わなびさん。彼女の思い出の曲「Arctic Monkeys/When the Sun Goes Down」についてお話を伺いました。

UKロックへの扉が開くきっかけになった1曲

ー思い出の一曲を教えてください。

Arctic Monkeysの「When the Sun Goes Down」です。

上京する前の話になりますが、当時はSNSを活用してチケットのやりとりや、趣味の合う友達を作ってライブに行ったりしておりました。

そんな中、すごく音楽に詳しい子とSNSで知り合って、「コンピを作ってほしい」と伝えたら、おすすめの曲が入ったCDを3枚も郵送してくれたんです。

CDの中には銀杏BOYZでんぱ組.inc真心ブラザーズなど色々なアーティストの曲が入っていたのですが、洋楽をほとんど聴かなかった私でも、「この曲、めちゃくちゃかっこいい!」と思えたのが驚きだったんです。

ーコンピを作ってくれた方と会ったことはありますか?

知り合ってから2年後くらいに行った音楽イベントで偶然会ったのですが、はっきりと顔がわかるわけではないので、「~~さんですよね?」と、ぎこちない会話になってしまいました。

お互い友人と一緒にいたので、「コンピ、ありがとう」の一言くらいしか言えなくて。ほとんど話せずに終わってしまいましたね。でも、「いつか会えたらいいね」という話をしていたので、とても嬉しかったです。

それからは少しずつ連絡をとらなくなってしまったのですが、いただいたCDは今でも大切にしています。

ー素敵な出会いでしたね。

そうですね。この曲のおかげでUKロックが好きになって、他の洋楽にも興味を持てるようになったのが嬉しいです。

ちなみに「銀杏BOYZはライブでケンカする」という噂を聞いていたので、当時は怖いバンドだと思っていたのですが、CDに入っていた「援助交際」を聴いたら「めちゃくちゃ良いじゃん!」となって、それ以来よく聴いております。

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