w-inds.が考える、サブスク時代に必要な強さとプレイリストの使い方

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文: Yuya Eto  写:遥南 碧 

今年6月に17年間のすべての楽曲、593曲をストリーミングで一挙公開するなどで話題になったw-inds.。彼らは実は早い段階からSpotifyを始めとした各ストリーミングで取り組みを積極的にしていて、国内のみならず海外リスナーも拡大するなど成功を収めている。今回はそんなw-inds.にサブスクリプション時代に必要なことや、プレイリストについてのインタビューを実施。最後には「平成最後の夏に聴いた曲」プレイリストも作ってもらいました。

想定以上の海外での反響に驚き

ートークイベントではSpotifyとの世界へ向けての取り組みや、海外のファンの方も交えたQ&Aをなどをされていました。イベントを通して感想をお聞きしたいです。

インタビュイー画像

橘慶太:

参加してくれた海外ファンの方もかなり前から応援してくれていて、とても嬉しかったですね。世界中に繋いでトークイベントをやるというのは新鮮で楽しかったです。
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千葉涼平:

メキシコの方も参加してくれたんですが、僕らが選ぶ時は候補にロシアや南米、北米、ヨーロッパの方もいたりして、本当に世界中にいて感動しました。

ーSpotifyでは日本が43%、海外が57%の比率で聴かれているというデータが発表されましたが、そこはどう思われましたか?

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橘慶太:

海外の方が聴かれてるのは驚きでした。以前から行く機会もありましたが、日本が1番聴かれていると思っていたので。
驚きと同時に嬉しさもあります。曲をセルフプロデュースするようになってから、サウンド面では海外を意識したトラックをw-inds.のスタイルとしてきたので、それがしっかりと届いているというのは純粋に嬉しいですね。

ー国別でいうと1位日本、2位アメリカ、3位タイ、同率4位ブラジル、フランスでした。

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緒方龍一:

これも意外だったよね。
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橘慶太:

そうですね。アメリカが2位も衝撃なんですけど、ブラジルとフランスは聴かれてること自体が本当に驚きです。

ーそれらの国にはツアーとかは行かれたことは?

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橘慶太:

ないですね。アジア圏は香港などは行くんですが、タイにはまだ行けてなくて。行ったことない国が上位を占めてて、本当にこの結果に対しては驚きの連続ですね(笑)。

ーそれだけw-inds.の曲そのものが自然と受け入れられて、海外でもプレイリストなどを通じて色々な国にも浸透したのかもしれませんね。

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橘慶太:

本当に嬉しい限りです。データとしてこういった事実が判るのは助かりますね。ぜひまだ行ったことがない国も行きたいです。

次ページ:セルフプロデュースからw-inds.が得た自分たちの強さとは?

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