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文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
2022年から本格的なライブ活動を開始したバンド、bedが3rdシングル「Michael Mann」を配信リリース。同曲「Michael Mann」は、エレクトロニックミュージック創世記のレトロ宇宙的なエネルギーや、アシッドハウス、ビッグビートなどのダンスミュージック/クラブ・レイヴカルチャーの文脈と、ロックバンドのタフネスや耽美性とのシナジーが唯一のトリップ感を生む作品に仕上がっている。
bedはバイオグラフィーを持たず、SNSでは多くを語ることなく、メディアへの露出などプロモーションらしいプロモーションを行わずに、圧倒的なパフォーマンス力で確実にオーディエンスを増やし続けてきた。そして9月22日(木)には渋谷WWW XにDYGLとBROTHER SUN SISTER MOONを迎えて開催した自主企画パーティ<SLEEPWELL>がソールドアウト。その間にリリースした1stシングル「APOLOGIZE」と2ndシングル「Kare Wa」も大きな反響を得ている。
また、bedは、自主企画パーティ<SLEEPWELL>の大阪編を10月30日(日)に中崎町NOON + CAFEにて開催。ゲストライブにはNo BusesとLuby Sparks、DJには共同主催のSUPERFUZZクルーが出演する。クリエイティブチームLossが手がける同フライヤーや、一連のアートワーク、MVにも注目だ。
bedは新しい世代のためのものだ。
それは年齢のことではない。
感性をアップデートしている人たちのためのエンターテインメントであるべきだ。
そこから長らく遠いところにいたのが、ロックミュージック・ロックバンドとそのオーディエンス、周りを取り巻くギョーカイの人間たちだった。特にこの国では。
変わっていかなければいけない。
それに気付いてる奴らが変えていかなければいけない。
誰でもウェルカムなんてそんな屋号ではない。
線引きはこちらでもさせてもらう。
これは先に言っておく。
残念だけど、アップデートされてない人たちには、
この曲を聴いたとき15~20年前のダンスロックバンドたちが浮かぶんだろう。そしてツイートするんでしょ?「○○や○○○や○○の影響を……!!」みたいな。
I’m so sorry for you.
きっと全員的外れでしょう。
お引き取りください。
この曲を聴いて、何も浮かばない何もチラつかない人たち。
実はそれが正解です。
ただシンプルに、この音がさらなる立体感と熱量で鳴らされる現場を思い浮かべてワクワクできる人たち。
そしてその気持ちだけでbedがプレイするヴェニューに遊びにくる人たち。
この音楽に見合ったパフォーマンスをフロアで俺たちに見せてくれる人たち。
最高です。それだけが圧倒的に正しい。
ちなみにMichael Mannの『HEAT』はベストオブベストな映画のひとつ。どちらかといえばこの曲は『MIAMI VICE』のシーンのほうが合うかもだけど。
RELEASE INFORMATION
『Michael Mann』
2022年10月12日
bed
配信リリース
〈sleepwell〉外部リンク
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