SUM 41が解散を発表。ラストアルバムをリリースし世界ツアーを開催

News | 2023.05.09 2023.05.09

文： DIGLE編集部　編：Miku Jimbo　

パンクロックバンド・SUM 41が、本日9日に解散を発表。2023年5月現在に予定されているツアーはすべて実施する予定で、さらにラストアルバムと世界的なツアーを行うとアナウンスした。

1996年、カナダ出身のSUM 41（サム41）。活動27年目を迎えた今年2023年5月9日に解散を発表した。

デビューアルバム『All Killer, No Filler』（2001年）や2ndアルバム『Does This Look Infected?』（2002年）のヒットに始まり、ポップパンクを代表する世界的なバンドである彼ら。

メロディアスなサウンドはポップパンクの王道を行きつつ、メタルやハードコアを思わせるリフ、さらにはラップなど多彩な音楽要素を取り入れたことも、彼らが唯一無二たる所以だろう。

映画『スパイダーマン』（2002）や『ゴジラ FINAL WARS』（2004）、『ファンタスティック・フォー［超能力ユニット］』（2005）など、人気映画に数々の楽曲が起用されており、2012年には「Blood In My Eyes」（2011年アルバム『Screaming Bloody Murder』収録）が、第54回グラミー賞の最優秀ハード・ロック／メタル・パフォーマンス賞にノミネートされている。

日本でも絶大な人気を誇り、来日公演を多数実施。3月の＜PUNKSPRING 2023＞に出演する予定だったが、メンバーの家族の緊急の事情によりキャンセルしている。

5月9日現在、解散理由は明かされていないが、バンドの声明によると解散前にラストアルバムのリリースと世界的なツアーを行うという。

pic.twitter.com/WRuKkfnvpe
— Sum 41 (@Sum41) May 8, 2023

以下、バンドの声明より。

「1996年からSUM 41で活動し、僕たちは人生でいくつもの最高の瞬間を迎えることができた。僕たちを支えてくれた新旧のファンには、永遠に感謝している。みんなへの愛と敬意を言葉にするのは難しいけど、まずは僕たちからこの言葉を聞いてもらいたいと思います。

SUM 41は解散することになりました。現在予定されているツアーは完遂する予定で、ファイナル・アルバム『Heaven :x: Hell』のリリースと、それを記念した最後の世界的なツアーを行う予定だ。詳細は決まり次第、発表します。

今は、ツアーでSkumfukのみんなに会えることを楽しみにしているし、僕たち一人一人の未来がどうなるのか、ワクワクしているよ。

SUM 41としての27年間、ありがとう」

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