文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
バンド活動を経てシンガーソングライター兼MCに転向した神奈川県横浜市出身のアーティスト・15MUSが新曲「ドレミ (feat. SUTEZENI)」をリリースした。《14、5で手に取って弾いた たしか先輩に借りたフェンダー 初めて鳴らせたEのコード》《横浜レコファンにユニオンで買った ビースティーにミッシェル コピーもやった》など、音楽を始めた頃を思い出させる初期衝動満載なリリックを、キャッチー且つシンプルなカノン進行のトラックに詰め込んだ本作。客演のSUTEZENIとともに、活動を続けていくなかで感じる葛藤や喪失、夢、そして愛についてを歌う。曲タイトルの「ドレミ」と呼応するように、フックのメロディが“ドレミファソラシド”の音階になっているところも大きな魅力だ。
“インターネット音楽室907号”ことRoom97が、新曲「プロキシー」をリリース。“インターネット空間にある音楽室”というコンセプトで、宅録を駆使しDIYなワンルームミュージックを生み出してきたRoom97による本作は、ギターのカッティングや変則的な三連符のハイハット、重厚なベースを組み合わせたグルーヴィなサウンドに、客演に迎えたシンガー・藍来いあ.の力強い歌声をのせた一曲。アートワークのネオン街の風景を彷彿とさせ、フューチャーファンクとも質感の近いトラックは、自身の既存曲「スライドショー(feat.EVO+)」の作風に似ている。
エキセントリックなアプローチで轟音なサウンドをかき鳴らす、新潟発4ピースロックバンド、ザ・シスターズハイが新曲「ネタ」をリリース。ひねくれたポップ感覚と遊び心を同居させた本楽曲は、『ドラゴンボール』より《魔貫光殺》や、映画『キル・ビル』より《キル・ビル》など、ポップカルチャーから引用したワードが飛び交い、現代的な虚無や不安をユーモアで鋭く突いた一曲。コミカルな言葉が満載の歌詞によって、逆説的に切実さが浮かび上がる作品となっている。昨年以降は<FREEDOM NAGOYA 2024><COMING KOBE24>といった大型フェスへも積極的に出演するなど、ライブでの爆発力も感じさせるパワフルな仕上がりに。
村上貴一(ex.キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)と岩出拓十郎(本日休演)、樋口拓美(本日休演)によって2021年夏に結成された、二人のフロントマンによるフー・ドゥ・ユー・ラブ。現在はドラマーに茂木左(ピーズ、マリetc.)を新たに迎えて活動中の彼らが、最新EP『We Don't Know What Love Is』をリリースした。その1曲目に収録されている「We'll Love You」は、ロマンチックでストレートなロックンロールチューン。曲の後半ではThe Beatles(ビートルズ)のような甘いメロディ/コーラスで、曲タイトルとなった《We'll Love You》をリフレインする。曲全体を引っ張っている、スピード感溢れるギターストロークが爽やかな一曲だ。
大阪発4人組ロックバンド、チセツナガラ。その独特な言葉遊びのセンスとキャッチーなメロディ、そしてそれらをまとめ上げるハイレベルな演奏で、関西インディーズシーンで注目を集めている彼らが新曲「そうしてあなたは去っていくのね」をリリース。キャッチーなギターリフに、四つ打ちのドラム、メロディアスなベース、そしてメロディの隙間を埋めるように奏でられる鍵盤が、それぞれ自由に躍動しながら共鳴する。《ああ、さよならに音が鳴るように 私を騙して》という歌詞など、メロディアスに音が飛び交う演奏とワードが呼応しあう瞬間が心地よい。
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