圧倒的臨場感 IMAX&モノクロVer.の『パラサイト 半地下の家族』劇場公開

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文: 梶野有希 

ポン・ジュノが監督を務めた大ヒット韓国映画『パラサイト 半地下の家族』がIMAXとモノクロ版で劇場公開される。

アジア映画として初めてアカデミー賞の最多4冠に輝き、ポン・ジュノが監督を務めた韓国映画『パラサイト 半地下の家族』のIMAXとモノクロ版の2種類の劇場公開が決定した。

公開日はコロナ禍の終息を祈念しつつ、劇場再開後に向けて調整中とのこと。

遂に国内上映が実現され期待感が高まるIMAX上映は、臨場感がより際立ち、映画の吸引力を濃厚に感じられる映像体験が劇場で楽しめるようなデジタルリマスターバージョンとなっている。

またひと味違った感覚で本作を堪能できるモノクロVer.は、視覚的な変化は勿論、映画のキーワードとなる「におい」をより強く画面から感じられそうな貴重な映像作品だ。

なおモノクロ版は予告編も公開されているのでぜひチェックしたい。

ポン・ジュノ監督よりコメント

黒澤明、ジャン・ルノワール、ジョン・フォード、アルフレッド・ヒッチコックなど偉大な監督たちのフィルモグラフィーには、モノクロ映画の時代とカラー映画の時代とがありますが、私たちの世代はモノクロ映画を作る機会がありませんでした。自分もクラシックの仲間入りをしてみたいという夢を、最新のデジタル技術のおかげで実現することができました。

同じ映画がモノクロになることで、鑑賞体験がどれだけ変わるものか、面白く感じていただけると思います。私は今まで二度このバージョンを観ていますが、初めは寓話のように感じられ、まるで昔の物語を見ているかのような不思議な感覚になりました。二度目は、映画がより現実的で鋭く感じられ、まるで刃物で切りつけられるかのようでした。俳優たちの演技がさらに際立ち、より登場人物を中心に映画が展開しているようにも思えました。観客のみなさんが、カラー版の鑑賞体験と比較しご自身の『パラサイト』モノクロ版の鑑賞方法を見つけてくれたら嬉しいです。

INFORMATION

『パラサイト 半地下の家族』

出演: ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン
 
監督:ポン・ジュノ 

撮影:ホン・ギョンピョ 

音楽:チョン・ジェイル
 
提供:バップ、ビターズ・エンド、テレビ東京、巖本金属、クオラス、朝日新聞社、Filmarks/配給:ビターズ・エンド 

ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED /2019年/韓国/132 分/PG-12/2.35:1/  

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梶野有希

97年生まれ。ライブハウスとインディーズロックが大好きです。

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