仕事を失ったスタッフ支援 <日比谷音楽祭2020>クラファン実施

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文: 梶野有希 

野外ライブイベント<日比谷音楽祭2020>のクラウドファンディングが22日まで実施されている。

野外ライブイベント<日比谷音楽祭2020>のクラウドファンディングが22日まで実施されている。

日比谷音楽祭は2019年より東京の日比谷公園にて初めて開催されたボーダーレスな音楽イベント。音楽プロデューサーの亀田誠治が実行委員長を務めており、入場料フリーで誰もが参加できるボーダーレスな野外音楽祭だ。

しかし第2回となる今年の開催は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止。イベントやコンサートをつくるための経験や技術、知識を失わないために、仕事を失ったスタッフへの補償を目的としたクラウドファンディングを実施する運びとなった。最初の目標であった400万円を達成しており、現在の目標金額は800万円。これはスタッフ1人あたり2万円以上の補償金が付与されることとなる。

今回のクラウドファンディングには「スタッフの存在なくして、音楽イベントはつくれない」というメッセージが込められており、今日までに700人以上の人たちがこの想いに賛同している。

詳しい内容は下記ページをチェックしてほしい。

亀田誠治よりコメント

「日比谷音楽祭2020」は、新型コロナウイルスの感染拡大の中、来場するお客様、アーティスト、スタッフ、関係者の安全を第一に考え開催中止の判断をしました。そして今、命を守るため、人々が集まるライブやコンサート、イベントの開催の自粛が続いています。

そんな苦境の中でも、国内外でミュージシャンやアーティストは、SNSやネットなどを工夫して使いながら、音楽を届け、音楽を通じて人々にメッセージを送り続けています。

一方では、日比谷音楽祭をはじめ、全てのライブやコンサート、イベントは、多くのスタッフで作られているということを忘れてはいけません。日比谷音楽祭でも設営、音響、照明、楽器、当日の運営、警備からスタッフ弁当の手配まで、さまざまなスタッフがイベントを作り上げています。

そして今、彼らは、新型コロナウイルスの感染拡大によって、ライブやコンサートという仕事の場を奪われ、いまだかつてない苦境に立たされています。あたりまえのことですが、彼らスタッフがいなければ僕たちミュージシャンは音楽を奏でられません。

そこで僕たちは、大きなことではないけれど、それでもせめて僕らの目の前にいる、僕らと一緒にイベントを作っていくはずだったスタッフに、僕たちの手でささやかでも補償をすることはできないかと考えました。その結果、「開催中止で仕事を失ったスタッフへサポートを」という、クラウドファンディングを通じて、多くの方に音楽やエンテインメント業界を支える、さまざまなスタッフの存在を知ってもらい、彼らを応援してもらおうというプロジェクトを立ち上げることにしました。

そして、この「みんなで支え合う」という試みがボーダーレスに広がり、音楽業界だけでなく、新型コロナウイルス感染拡大によって苦境に立たされている、さまざまな仕事の人たちにとって「自分が愛する仕事を続けられる」きっかけになるといいなと思います。そして、いつかまたアーティスト、スタッフ、お客さん、みんなが笑顔で集まり、ステージから何の不安もなく歓びの音楽が鳴り響く日常が戻ってくることを願っています。

みなさん、どうかご支援よろしくお願いします。 

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