日本初上映ドキュメンタリー映画『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』予告編が公開

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文: やぎれお 

ロック・ドキュメンタリー特集上映映画フェスティバル、<UNDERDOCS>にて日本初上映となる『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』の予告編が公開。

数々の「アンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画」にスポットライトをあてた特集上映<UNDERDOCS(アンダードックス)>で日本初上映となるJAWBREAKER(ジョウブレイカー)のドキュメンタリー映画『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』の予告編、海外ポスタービジュアル、および場面写真が公開された。

JAWBREAKERとは、ブレイク(Vo.、G.)、アダム(Dr.)、クリス(B.)の3人からなる90年代アメリカの最重要パンク・ロックバンド。Green DayNIRVANAのあいだに存在するギャップを埋められる唯一のバンドと思われた存在だったが、ある出来事で「パンクの精神に反している」と罵られ、ファンから凄まじいバッシングを受け、96年に突如解散した。

今回のドキュメンタリー 映画『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』は、JAWBREAKERのインディーズでの活動、メジャーレーベルの勧誘、楽曲創作への姿勢、支えてくれるオーディエンスとの関係などといった、知られざる活動の軌跡、解散の一部始終をありのままに映し出した作品となっている。

今回公開された予告編は、思い出の品と共に過去の解散を振り返るメンバーの証言で幕を開ける。そしてGreen DayのBillie Joe Armstrong(ビリー・ジョー・アームストロング)含むJAWBREAKERの支持者たちのバンドに対する熱い想いが語られるなか、突然「裏切られた」という言葉とともに一気に不穏な空気が漂いはじめる。さらにはメンバーによる「パワハラだ」「再結成させる気か」との過激な発言も飛び出し、一般的なドキュメンタリーではあまり見ない、カメラ側の存在が表出し、どこに作品が向かうのかわからない、映る笑顔のなかに緊張感と危うさを含む展開となっている。

『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』は今秋、シネマート新宿・シネマート心斎橋で開催されるロック・ドキュメンタリー特集上映映画フェスティバル、<UNDERDOCS>にて日本初上映となる。

場面写真

INFORMATION

『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』

出演:JAWBREAKER、ビリー・ジョー・アームストロング、スティーヴ・アルビニ、ジェシカ・ホッパー、クリス・シフレット
監督:ティム・アーウィン、キース・スキエロン
2019年|アメリカ映画|77分|原題:DON’T BREAK DOWN:A FILM ABOUT JAWBREAKER
© 2019 Rocket Fuel Films

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