文: ゆうさり 編:riko ito
アーティストの方にテーマに沿った楽曲を紹介してもらうプレイリスト企画。今回は、2002年生まれのriko niikawaによるソロプロジェクト・ゆうさりが登場。年末特別企画のテーマ“Best of 2024”のもと、2024年はどんな年だったのかということを振り返ってもらい、ゆうさりが今年特に影響を受けた楽曲を集めた全11曲のプレイリストを作ってもらいました。
今回、ゆうさりが制作したプレイリストのタイトルは『あこがれと糧』。プレイリストの中から、折坂悠太、君島大空、Shökaの楽曲をピックアップし、コメント付きで紹介しています。クラシックギターと歌のソロ、ドラムとの二重奏、エレキギターを手にしてのバンドセットなどさまざまな形態で演奏を行い、ゆうらん船の内村イタル、君島大空、幽体コミュニケーションズをはじめとするミュージシャンや山口明宏といった写真家など、多方面のアーティストと表現交流するゆうさり。そんな彼女が今年の活動で糧にした楽曲たちを、ぜひお楽しみください。(編集部)
PROFILE
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ゆうさり
2002年生まれ、riko niikawaによるソロプロジェクト。クラシックギターと歌のソロ、ドラムとの二重奏、エレキギターを手にしてのバンドセットなど、さまざまな形態で演奏活動中。
2020年、SoundCloudにて楽曲「汽水」を公開し、ゆうさり名義での活動を始める。2021年にミニアルバム『由来』をリリースし、写真家・山口明宏の個展に向けて主題歌「芽」を制作。その後自主制作した『由来』のCD盤は、HOLIDAY! RECORDSやThe Domesticなど各ショップへと広がり、タワーレコード渋谷店「タワクルコーナー」でも取り扱いされた。2024年は待望の1stフルアルバム『星をつぐ人』 を〈APOLLO SOUNDS〉より発表した。
外部リンク
2024年は、 たくさんの曲を送り出した年でした。 1月にひとり宅録で制作したミニアルバム 『ほとり』 を自主リリースし、 11月に“ゆうさり(合奏)”のメンバーと録音したファーストフルアルバム 『星をつぐ人』 を〈APOLLO SOUNDS〉より発表しました。 また3月、 神保町試聴室での自主企画を皮切りに、 ソロ/二重奏/ギタリストを迎えたトリオ/バンドセットの(合奏)と、さまざまなかたちで演奏活動が行えたことも有り難かったです。 試聴室における定例企画ではソロの演奏を、 ライブハウスでは(合奏)を、 それぞれ悩みながら積み重ねることができてよかったです。
プレイリストのテーマは、 リリースと演奏とを行き来する2024年の中で糧になった、 あこがれの人や共演した人の音楽です。
今年はこのアルバムをたくさん聴き、 LINE CUBE SHIBUYAでの演奏も聴きに行きました。 アルバムを貫く穏やかなボリュームと細やかな所作がすっと心身へ馴染む。 折坂さんの描く、そっとした眼差しによる言葉はいつも私を励ましてくれるように思います。 折坂悠太さん、青葉市子さん、君島大空さんは、私がクラシックギターを弾いて歌を歌いたいと思うきっかけになった大好きな音楽家です。
秋、 幽体コミュニケーションズと君島さんのツーマンライブへ遊びに行きました。 教会で聴くいししさんと君島さんの声の混じりはとても美しかった。 幽コミと君島兄は、 私が音楽をやっていくぞと思う上でいつも心の頼りにしているお兄さんお姉さんで、 先輩で、 友達で、 憧れの人です。 今年もたくさん自分の中で糧にしてきました。 4人のことをこれからも追いかけながら頑張ろうと思います。 また遊んでください!
菅野咲花さんと梅井美咲さんはharuyoiというユニットを組んでいて、 今年は一緒に東池袋KAKULULUにてツーマンライブを行いました。 この曲はShöka(※編集部注:菅野のソロプロジェクト)としてリリースされた鮮烈なEPより。 しょうかちゃんとうめいちゃんは、 貴重な同い年どうしの、 大切でカッコいい友達です。 2人の華やかでしなやかな佇まいと音楽が大好き。 勇気づけてくれてありがとう! また一緒にあそんでくれたら嬉しいな。
LIVE INFORMATION
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ゆうさり『星をつぐ人』リリース記念公演
星をつぐ人へ2025年1月23日(木)東京・下北沢440
開場19:00/開演19:30メンバー;
ゆうさり(合奏)
Vo./Gt.新川莉子
Dr.椿三期
Ba.佐藤日向子(くぐり)
Gt.吉居大輝(幽体コミュニケーションズ)Guest:
Hammer Head Shark外部リンク
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