山﨑彩音セレクト『秋を感じるプレイリスト』宇多田ヒカル、フィッシュマンズ、ゆらゆら帝国|10月連載4/4

Rensai

文: りん。  写:Official 

毎回セレクターがDIGった(=選んだ)楽曲をコメントと共に紹介する、毎週更新のプレイリスト連載企画。10月は「秋」をテーマに選んでもらっています。今年7月にデビューしたばかりのシンガーソングライター山﨑彩音に今月4週に渡って「秋を感じる」選曲で作ってもらいました。

山﨑彩音セレクトの秋を感じる曲

time will tell / 宇多田ヒカル

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山﨑彩音のセレクトポイント:

Spotifyを始めたからこその選曲。今までちゃんと聴いてこなかったアーティストの一人が宇多田ヒカルさんで、これを機に聴いてみようと思い、最近よく宇多田ヒカルさんを聴いている。この「Automatic」のカップリングが、今の所、一番お気に入り。ムードやリズムが妙に懐かしく感じて、こういうの好きだなって再確認したり。自分の生まれた年あたりのJ-POPを探索するのがマイブーム。

MELODY / フィッシュマンズ

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山﨑彩音のセレクトポイント:

「98.12.28 男達の別れ (Live)」のMELODYは一音目から最高に心地いい。フィッシュマンズだと最近はライブ盤が気分で、少し肌寒い帰り道に聴くと気持ち良くなったり、真夜中に曲を流しながら体を揺らしてハッピーになっている。わたしの日常に欠かせないフィッシュマンズの音楽。何回も聴いている曲でも、ふとしたときに歌詞が引っかかることがあるが、秋になるとそれがよくある。時空を超えて佐藤伸治さんのメッセージを受信する瞬間がわたしは好きだ。全ての言葉に意味があるように思えたり、本心を感じたりする夜は、彼の人間像などを深く考えてしまう。

少年は夢の中 / ゆらゆら帝国

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山﨑彩音のセレクトポイント:

坂本慎太郎さんのボーカルを堪能したいときはこの曲を再生する。気怠くてセクシーな声。一瞬無頓着に感じるも、優しさのある唄い方。何重にも重なった坂本さんの声がギターと噛み合っていくところがたまらない!音数は比較的少なく、音量も小さめなのに、永遠を思わすグルーヴがまさに”夢の中”のようで、静かな秋の夜にぼーっと聴いてしまう。

毎週更新!山﨑彩音の秋を感じるプレイリスト



INFORMATION

アルバム「METROPOLIS」リリースパーティー
Salon de by Yayavsky

10月27日(土)新宿レッドクロス
開場 17:30/開演 18:00
出演:山﨑彩音/betcover!!
前売り 2,000円(ドリンク代別)

山﨑彩音 Profile

15才から東京、神奈川の有名ライブハウスで活動。16才の時にファーストEP『Yer』をライブ会場と通信販売のみで発表。声と言葉。全曲詩先による作風。
2016年、FUJI ROCK FESTIVAL 2016 にシンガーソングライター史上最年少で出演を果たし、2017年にはファーストミニアルバム 『キキ』 を発売。
FM横浜『KANAGAWA MUSIC LAND』 レギュラー・パーソナリティーを担当するなど多方面での活躍をみせる。2018年7月、フォーライフミュージックエンタテイメントよりファーストアルバム『METROPOLIS』でメジャー・デビュー。

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