文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
第二弾は、昼から夕方にかけての時間帯(12pmから6pm)がテーマ。夏の昼から切ない夕方、夜への期待を演出するプレイリストに。
MÖSHIのセレクトポイント:
韓国の人気R&Bデュオoffonoffの人気曲。ピアノをメインにしたシンプルな構成にシンガーのColdeのセクシーで気怠いラップが絶妙にマッチしていてとても気持ち良い。フィーチャーしているDeanも個人的に大好きな実力派R&Bシンガーなのでこの組み合わせは本当に魅力的すぎます。MVもあるのですが、恐らくイギリスのどこかと思われる街で自転車を漕ぎながらColdeが歌っています。チルな夏の昼間に寄り添う1曲です。MÖSHIのセレクトポイント:
スローでジャジーでありながら独特なインディー感も持ち合わせるCosmo Pykeの魅力にはずっと虜になっています。曲は勿論のこと、King Krule等の影響も垣間見える彼の独特なボーカルはいつも私をセンチメンタルな気持ちにさせてくれます。MÖSHIのセレクトポイント:
チルなトラックにTylerを想起させるキーの低い、ダウナーなラップが魅力的な曲。コーラス部分でも決して盛り上がらず、曲を通して良い意味でのテンションの低さをキープしていて、落ち着いた午後を演出してくれる曲になると思います。MÖSHIのセレクトポイント:
韓国のクリエイター集団Dream Perfect Regimeの映像作家、DPR IAN。今年に入ってから本格的に音楽活動を始め、リリースしたアルバムから1曲。幅広い切り口から様々なジャンルを柔軟に取り入れる彼ですが、この曲は特にインディーロック感のある1曲です。ボーカルに彼の大人の色気を感じつつも、思わず踊りだしたくなるような軽快なナンバー。MÖSHIのセレクトポイント:
夏と言ったらこれ!と声を大にして言いたい個人的ベストサマーソング 。リリースされてからずっと聴いています。海辺を想像させる煌びやかなシンセから始まる爽快感のある曲。DPR LIVEの声の抜けが本当に気持ちいい。何度でも口ずさみたくなる、中毒的な程にキャッチーなコーラスにも注目です。MÖSHIのセレクトポイント:
シカゴ在住のマルチプレイヤーSen Morimoto。6分超の長い曲の中でこれでもかというほど繰り返されるリフ、にも関わらずSenの声にガイドされながら気づいたら最後まで聴けてしまう不思議な魅力がある曲です。前半の疾走感から一転、後半ではガラッと曲の雰囲気が変わり、リスナーをメロウな世界へ連れていってくれます。思い切り楽しんだ昼間から夕方へテンションを移行していく時に聴きたい曲です。MÖSHIのセレクトポイント:
切なすぎるピアノのイントロから始まるこの曲は日が沈む直前に聴きたい曲です。ミニマルなトラックの構成が美しいボーカルをより一層際立てます。MÖSHIのセレクトポイント:
H.E.Rの曲への参加などで知られるDaniel Caesarは他にも多くの作品に参加していて、特にお気に入りなのがこの曲。イントロから暖かみのあるエレピとリヴァーブの効いたボーカルが場を包み込んでいきます。遠い記憶に連れていってくれるかのような浮遊感のあるトラックにDaniel Caesarの声が溶け合うノスタルジックな1曲。MÖSHIのセレクトポイント:
かなりシンプルで短い曲ながらGallantの魅力が詰まった良曲。心地良い美しいファルセットのコーラスから、最後にはギターのフレーズをなぞるように歌うセクションまであり、彼の自由自在で抜群の歌唱力を堪能できる曲になっています。MÖSHIのセレクトポイント:
ジャジーで落ち着いたテンションながらも、細かく刻まれるハイハットに自然と身体を軽く揺らしたくなります。コーラス部分のメロディーが本当に切ない。夜の始まりを感じさせてくれる1曲です。Profile
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MÖSHI
NY在住のミュージシャン、ファッションデザイナー。
ロンドンのセントラルセントマーチンズ芸術大学を卒業後、UNIQLOからスポンサーシップを得て、ニューヨークのパーソンズ美術大学院に在学中。主な経歴としてFUJI ROCK FESTIVAL’20 ROOKIE A GO-GO出演、SUPERSONIC 2020最終ライブ審査進出、100byKSR選出、TOWER RECORDSによるキュレーションメディアTOWER DOORSでのPOWER PUSHなど。現在はNY、London、東京の芸術大学生が中心となり発足したコレクティブLaastcの中心メンバーとして活動している。
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