DIGLE MAGAZINE
文： 久野麻衣
山﨑彩音のセレクトポイント：
7分という曲の長さ、ノリや大量消費を全く狙っていない曲の構成。本当に音楽が好きな人しか、最後まで聴くの難しいと思った。Suchmosはファーストからずっと聴いてますが、このシングルが一番好きな曲になりました。いつの時代もみんなの賛否があって、笑える、会話のネタになるバンドがいると思うんですが、今の時代のそんなバンドの一つがSuchmosなんだと思ってます。山﨑彩音のセレクトポイント：
再生して1秒で好きだと思った。たまにそういう曲に出会える。先週はPhoenix革命が起きている！と書きましたが、今週はユーミン革命が起こっています。日本の音楽は松任谷由実、洋楽はPhoenixという感じで、交互に聴きいていると、毎日すぐ朝が来てしまいます。この曲は構成はシンプルなのに、メロディーがそれぞれ全く違う。でもそれはさりげなくて、歌詞の中の若い男女の“夏”という季節を歌っている切ないムードは壊さず、むしろ胸をどんどん締め付けてくる。こんなに気持ちのいい転調を体験したのは初めてでした。メロディー、歌詞、全てに感銘を受けたラブソング。山﨑彩音のセレクトポイント：
度々このプレイリストで紹介している大好きな聖子ちゃん。この曲はユーミンが名前を伏せて作曲し、それでも大ヒット、女性ファンが増えるきっかけとなったという有名なエピソードのある、大名曲です。最近改めて聴いていたら、最後の大サビで「あなたの生き方が好き」という歌詞にぐっさりきました。全女性が抱く、男性への宇宙最大の愛のメッセージでは？！と思ったのです。今のところこれを超える言葉が、わたしには見つかりません…。山﨑彩音のセレクトポイント：
佐野元春さんの大好きな曲。ささやくような歌い方と、どこか異国を感じるサウンド。これも再生して1秒で好きだ！と確信した曲。多分そういう曲にはぷんぷんとムードが流れているんだと思います。わたしは男の子とうまくいかないときや、大切な人とうまくいかないときにこの曲を聴くと、いつも無性に泣きたくなります。
山﨑彩音 Profile
15才から東京、神奈川の有名ライブハウスで活動。16才の時にファーストEP『Yer』をライブ会場と通信販売のみで発表。声と言葉。全曲詩先による作風。
2016年、FUJI ROCK FESTIVAL 2016 にシンガーソングライター史上最年少で出演を果たし、2017年にはファーストミニアルバム 『キキ』 を発売。
FM横浜『KANAGAWA MUSIC LAND』 レギュラー・パーソナリティーを担当するなど多方面での活躍をみせる。2018年7月、フォーライフミュージックエンタテイメントよりファーストアルバム『METROPOLIS』でメジャー・デビュー。
SNSで記事をシェア
SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット！
RELATED PLAYLIST
記事関連プレイリスト
POPULAR
人気記事
