文: Asahi
モリユイのセレクトポイント:
以前プレイリストで偶然出会った一曲。調べてみたら、メジャーデビュー前からあるかなり初期の曲らしいのだけど、本当に恐ろしいほどに歌がうますぎる。若いエネルギーと曲の親和性の高さも相まって曲の良さが増幅しているように思う。歌の内容もすごく彼女たちらしく「ハーモニー」がテーマになっていてとても素敵。モリユイのセレクトポイント:
日常の中にこぼれてしまった風景をなぞるような歌い出しが、まるでスローモーションの映像みたい。彩度は高いのだけど、明度は低いみたいな…。三浦大知の楽曲のかっこよさは「止まる美学」なのかなと思うのだけど、この曲も流れては止まって、流れては止まっての繰り返しがクセになる。書きながら気づいたけど、この曲のシャッターを切っているような瞬発力に惹かれたんだと思う。モリユイのセレクトポイント:
初めて聴いた時から大好きな曲。2012年のリリースって、もうそんなに経ったのか!? それこそ私がバンドというものを始めてそんなに経っていないくらいに出会っていると思うのだけど、7年大事に聴いてると思うとまた感慨深い。録り音とか全然荒いんだけど、それで全然いいというか、ライブで演奏するときにむしろもっとガンガン走っちゃってほしいというか。バンドのロマンを感じます。モリユイのセレクトポイント:
the pillowsの13枚目のアルバムのタイトルにもなっているこの曲。かなりシンプルなサウンドのなかに切なさや高揚感がある。過去も全部受け入れて、この先にある困難も覚悟した上で前に進んでいくこと歌っている。そして進むのは他の何でもなく自分の足で。男らしいとか女らしいとかって、もしかしたら時代錯誤な言葉かもしれないけれど、これは男らしい。
しなまゆ Profile
INFORMATION
KNOCKOUT FES 2019 spring
会場:東京・下北沢10会場
日時:2019年4月7日(日)
内容:下北沢のライブハウス10会場による往来自由イベント
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