おとめが魅せる、昭和ポップス×音ゲーの化学反応

Review

文: DIGLE編集部 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はおとめをご紹介します。

懐かしいのに新しい

どこか懐かしい香りを漂わせながら、キュートでリズミカルなサウンドを鳴らすシンガーソングライター、おとめ。歌唱や作詞・作曲はもちろんのこと、イラストレーションまで器用にこなし、自身の世界観を描き出している。

そんな彼女のルーツにあるのは、昭和ポップスと音楽ゲームだ。新川博船山基紀YMOなどから強い影響を受けており、DTMが進歩した今であっても、あえてノスタルジックな音のチョイスをしている。それでいて、音楽ゲームで使われる楽曲のように、ビートが明確かつ軽やかだ。だからこそ、おとめの作り出す音楽は、哀愁を放ちつつも重々しくなく、スッと耳になじむのだ。

先日配信が開始された『Time Travel Captive』は、80’s × Disco Techをコンセプトに作られた1枚。キラキラと輝くサウンドは、夜のドライブにもぴったりだ。インストバージョンも入っているので、ぜひ歌ありと聞き比べてほしい。

おとめ

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