文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
表情豊かな人は、魅力的だ。人生に身を任せて、笑ったり泣いたり怒ったり。一緒にいるだけで、ワクワクするアトラクションに乗っているような気持ちになる。the quiet roomの音楽が多くのリスナーに親しまれているのも、そういったときめきを連れてきてくれるからではないだろうか。
圧倒的なポップセンスを保ったまま、彼らはいろんな日々に寄り添っていく。嬉しいことにも悲しいことにも、一対一で向き合い言葉を届ける。難しい表現やオシャレさを演出するための英語は用いず、日本語を基盤に想いを丁寧に手渡していくのだ。
曲においても、シンプルなアプローチのなかでバラエティーを追求。どんな人も遠ざけない、人懐っこいときめきが人々を魅了してやまないのだ。
先日配信が開始された『花束のかわりに』は、バンド初となるフルアルバム作品。コロナ禍を経たからこそ、より鮮やかに感じるささやかな日々を紡いだ1枚だ。全国10都市を巡るアルバムリリースツアー『日常と愛のうた』も控えているので、合わせて注目したい。
the quiet room
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