文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
UKのシンガー/ラッパーPhoenix Troyと日本のビートメイカーggoyleによる音楽ユニットLHRHNDが、maco maretsをゲストに迎えた2ndシングル「bedicine」。ベッドの中に逃げ込んでも尽きることのない悩みが悪夢となって襲ってくる様子が描写され、チルなフィーリングのラップソングに仕上がっています。Phoenix Troyとmaco maretsによる落ち着いたトーンのラップと、夢見心地な電子ピアノの心地よい音色は、実際に苦悩の夜をやり過ごすためのサウンドトラックとして最適なはず。
気鋭のシンガーソングライター/ビートボクサーYAMORIの新曲「バスルーム」。ギターとインストアレンジにShin Sakiura、プロデュースにRUNG HYANGを迎えた本作は、UK周辺のユースによるソウル・R&B・インディロックのような、メロウでお洒落なコード感とヴェイパーな雰囲気が漂うサウンドに。“日々の心の揺らぎをバスルームからみつめ直す”というテーマで、しっとりと寄り添ってくれる歌詞が魅力です。
シンガーソングライター・Furui Rihoがトラックメイカー・Nobuaki Tanakaとタッグを組んで制作した新曲。否定的な感情が飛び交う昨今のコロナ禍で、つい誰かに心ない言葉を投げてしまったり、誰かの幸せを心から一緒に喜べない自分の罪深さや、そんな自分を写すように広がる汚い世の中を嘆く1曲。これまでの作品と比較すると一聴してダークな印象を抱くマイナー調の楽曲となっており、イントロ冒頭から多用される強迫的なボーカルチョップが緊迫感を生み出しています。
InterFM(TOKYO:89.7MHz)にて放送中のプログラム『sensor』にてメインDJを担当するCARTOONが、U2やBjorkなどのプロデュースで知られるスコットランド出身のプロデューサー、HOWIE Bと共に制作した作品。全体的に燻みがかった音像に重い低音が覆い被さり、耳に直接触れるようなエッジの効いたシンセの層でコーティングされたトラックに仕上がっています。大きな音量を鳴らせる空間で楽しみたい1曲です。
プロデューサー/ビートメイカーのGimgigamによる新曲で、DJ SPENが立ち上げたレーベル〈QUANTIZE〉で看板歌姫として数々のハウス、コンテンポラリー・シーンで活躍を続けるTracy Hamlinをフィーチャーした作品。左右から流れる2種のギターのカッティングとドスの効いたグルーヴィなベースが最高に気持ち良い。Tracy Hamlinの伸びやかなボーカルによって高揚感に包まれます。
その他、注目のリリースにはar syura、Soulflex、Ami Saikiなどがラインナップされています。
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