文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
広島出身のシンガーソングライター、KEISUKEの新曲。2018年夏から弾き語り動画をInstagramにアップし始め、現在のフォロワーは1万3千人超。TikTokでも絶大な人気を誇り、4万人以上のフォロワーを抱えるなど、2020年代らしいファンベースの築き方でリスナーから注目を集めています。本作「じゃあね。」は、遠距離恋愛の中で積み重なった小さなすれ違いによって取り戻せない距離ができてしまい、最後の“じゃあね。”を交わすことになってしまった様子を描写した失恋ソング。肌寒くなり、人肌恋しくなるこの季節にぴったりな美メロで、つい口ずさみたくなります。
元Kero Kero BonitoでKOMONO LAKEのメンバーとしても活動するプロデューサーSKYTOPIAと、個性派ラッパー・ぎゅうにゅうとたましいのコラボ曲「立体交差」を、流線Kグルーヴのメンバーでもあるプロデューサー・簾ンデゲオチェロがリミックス。オリジナルのソリッドなグルーヴはそのまま、ローファイからハイファイまで様々な質感を行き来し、音色のテクスチャが豊かに変化。さらに原曲にはなかったブレイクやアブストラクトなインストパートも追加され、よりアグレッシヴさが増したリミックスに仕上がっています。
変幻自在に日本語詞と英語詞を混ぜ合わせ、アナログ感と新しさを融合させたオルタナティブサウンドが話題を呼んでいる1998年生まれの3人組ユニット・ego apartmentの新曲。ギターのカッティングと4つ打ちによるダンサブルなグルーヴが特徴的な楽曲で、時折挿入される声モノのサンプリングやボーカルエフェクトがサウンドに奥行きを感じさせてくれます。日常に踊りをもたらしてくれるダンスナンバーです。
長崎県出身で東京を拠点に活動するAi Kakiharaの新曲。作詞作曲からトラックメイク、ミックスまで自身で手掛けるDIYアーティストで、今月に入ってからは、自身初のミュージックビデオとして既存曲「IBU」の映像をアップするなど、より積極的な動きを見せています。本作「NIMAIGOSHI」は、Ai Kakiharaのシグネイチャーともいえるオリエンタルでユルいサウンドに、金モノや太鼓類のビートで味付けしたリズムが心地よい楽曲。日本らしくもあり、同時にここではないどこかにも連れて行ってくれるようなナンバーに仕上がっています。
シンガーソングライターやトラックメーカーのみならず、フォトグラファーやデザイナーといったマルチな側面を合わせ持つアーティスト、Hannah Warmの新曲。サウンドプロデュースとギターは音楽プロデューサー・ROB、ベースはサカモトノボルが担当し、前作「Purple」と同じチームを迎えて制作されています。R&Bのグルーヴを土台にネオソウルへと昇華したモダンなプロダクションに。ウネるベースラインとシンセ、電子音のビートの絡み合いがクールです。
その他、注目のリリースにはSoulflex、Helsinki Lambda Club、Swimming Sheepなどがラインナップされています。
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