文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
R&B/ヒップホップをベースにしたスタイルと、透明感のある歌声で注目を集める18歳のシンガー、Salaがリリースした3枚目のシングル曲。Shin Sakiuraがサウンド・プロデュースを担当し、2000年代頃のCMソングを彷彿とさせるようなノスタルジーな空気感と、清涼感溢れるダンサブルなギター・カッティングが印象的な1曲に仕上がっています。
インディーロック・ポップサウンドを軸に、繊細でエモーショナルな日本語詞のメロディを歌い上げる4ピースバンド、fish in water projectの最新曲。東南アジア周辺の現行ドリームポップ、シューゲイザーバンドと共鳴するような疾走感あるインディポップチューンが中心だった前作EPから趣向を変え、今作はハーフテンポの808ビートから展開されていくメロウチューンに。ロングトーン多めの譜割の歌が力強く響きます。
シンガーソングライター、遠野朝海と電子音楽をメインに制作するslowstoopによる共作曲。遠野朝海が歌唱とピアノ、slowstoopがギターを担当した今作は、温かいアコースティックのサウンドが魅力のポップソング。関東を中心とした広範囲での積雪も記憶に新しいこの時期にぴったりな、冬をテーマとした楽曲となっており、シェイカーのシャカシャカした音が雪の降る光景を思わせます。
インディ・ベッドルームポップ宅録プロジェクト、Vacant Waveの2022年第一弾シングルの収録曲。曲冒頭から最後まで2コードをひたすら繰り返すシンプルな構成で、2本のギターのアルペジオによる絡みや、ファズがかかったバッキングギターの挿入など、曲中に少しずつ起こる変化が心地よい。EPにはガレージロック調の明るい楽曲やパンクチューンなど幅広い音楽性の全5曲が収録されており、曲ごとにそれぞれ違った楽しみ方ができる作品に仕上がっています。
1998年生まれの3人組ユニット、ego apartmentの新曲。変幻自在に日本語詞と英語詞を混ぜ合わせ、アナログ感と新しさを融合させたオルタナティブサウンドを鳴らす彼らの今作は、浮遊感漂うリードシンセのサウンドが心地良い一曲。定位のコントロールにより立体的に配置されたパーカッションや歯切れの良いベースフレーズがグルーヴィで、ゆったりと体が踊ってしまいます。
その他、注目のリリースにはシロクロミーアキャット、RAq、ASS MAGICなどがラインナップされています。
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