オススメJ-Indieプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』更新 Misato Ono、Sandi gray eyesなど|5月2週目

Review
DIGLEとアーティスト支援サイト「BIG UP!」が協力してお届けするインディーズアーティストをピックアップしたプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』。5月2週目のカバーはMisato Ono。

今週の「DIG UP!-J-Indie-」注目のアーティスト

small talk / Misato Ono

自らでレコーディングや楽曲プロデュースまで手がけるシンガーソングライター・Misato Onoが、2022年2月23日に約1年ぶりの作品としてリリースした4作目のシングル曲。ソウルを踏襲し、都会的な落ち着いたトーンが魅力のポップナンバー。マットな質感のリズムセクション、グルーヴィなカッティングやリックなど、遊び心に溢れたプロダクションが心地よいサウンドを生み出しています。複層に重ねられたコーラスワークも印象的で、街で歩きながら口ずさみたくなる1曲です。

Longing / Sandi gray eyes

ドリームポップ、シューゲイザー、ポストロックに影響を受けた4人組男女ツインボーカルバンド・Sandi gray eyesが、4月20日にリリースした1st EP『veil』に続いて、2作連続EPとして『quartz』を5月11日にリリース。その収録曲である「Longing」は、ちょうどこの時期の春の暖かな陽気にぴったりなドリーミィチューン。ミドルテンポのアルペジオリフと、ファズらしきエフェクトがかかったギターの持続音、ツインボーカルによるコーラスが絡みあい、白昼夢のような世界観を演出しています。

Throw Away the Bad Parts / CC81

横浜・都内を中心に2018年より活動しているオルタナティブ・ポップバンド、CC81(シーシーエイティワン)が新曲「Throw Away the Bad Parts」をリリース。全編にわたってループを崩さない硬派なドラムビートにギターとベースのユニゾン、和音弾きも取り入れたベースリフが重なり、徐々に体が揺れていく様を実感できるグルーヴィー・チューンに仕上がっています。流すように歌う日本語のフロウも、バンドのグルーヴ感をよりドライブさせています。

Sky gray / yew

様々なジャンルをクロスオーバーさせ、 緻密で繊細なアレンジワークを行うコンポーザー・yewによる新曲「Sky gray」。水を叩いたような音色のサンプリングを中心に、エレクトロニカ/フォークトロニカライクな音像を表現しています。ゲストボーカル・Luschelによる吐息まじりの歌唱も相まって、癒し効果の高いオーガニックな1曲に。

既視夢 / Lepidolite

“地球から少し離れた星で暮らす”シライチチによる架空のアイドルユニット・Lepidoliteが、トラックメイカーYackleを迎えた新曲「既視夢」をリリース。JPEGMAFIAVince Staplesらを彷彿とさせる、ASMR的に聴覚を刺激するようなトラックに、ニューエイジ&宇宙的なシンセが重なり、まさに夢の中にいるような感覚を体現したような1曲に。逃避的でありながら、現代のユースの気持ちを代弁するようなリリックもリアルです。

その他、注目のリリースにはar syurayule:DotzVacant Waveなどがラインナップされています。

第2,4木曜日更新のSpotifyセレクト『DIG UP!-J-Indie-』

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