オススメJ-Indieプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』更新 Mori Zentaro、Girls Back Teenなど|5月4週目

Review
DIGLEとアーティスト支援サイト「BIG UP!」が協力してお届けするインディーズアーティストをピックアップしたプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』。5月4週目のカバーはMori Zentaro。

今週の「DIG UP!-J-Indie-」注目のアーティスト

Muddy Water / Mori Zentaro,Daichi Yamamoto

SIRUPZINらも所属する大阪拠点のアーティスト・コレクティヴ〈Soulflex〉を率いるビートメイカー・Mori Zentaroiri向井太一香取慎吾らのプロデュースも行ってきたMoriが初のソロEP『Hue』をリリース。EPにはMALIYAnazなど、シンパシーのあるアーティストを多く客演に迎えているほか、自身で歌唱する楽曲も収録され、新たな一面を存分に魅せる作品に仕上がっています。同曲「Muddy Water」にはDaichi Yamamotoが参加。自然と体が躍るダンサブルなトラックに軽やかなDaichi Yamamotoのフロウがのり、リリック通りまさに“快感”な1曲に。

Fake Romance / Girls Back Teen

The Plantansでギターボーカル、ザ・ノロノロズでギターを担当しながら、個人で制作も行う小松 航のソロ名義・Girls Back Teenが新曲「Fake Romance」をリリース。Flipper’s Guitarなどの渋谷系から、シャムキャッツら10年代以降のシティポップ・リバイバルが引き合いに出されるような“ユルい”サウンドで、聴き手にレトロ/ノスタルジックな風を感じさせてくれます。スピッツMr.Childrenのような90年代JPOP直系のメロディセンスも絶妙です。

FOG / ego apartment

1998年生まれの3人組ユニット、ego apartmentが6月1日に初のフルアルバム『EGO APARTMENT』をリリース。リリース発表と合わせて配信開始された新曲「FOG」は、彼らの代名詞でもある個性的な“宅録サウンド”の中に、80’sのニューウェイヴやハードロック風のギターワークを散りばめたキャッチーな楽曲。曲の終盤45秒は、霧がかかったようなリバーヴィな音像を展開するインストパートとなっていて、アルバムで次の曲にどう繋がるのかも気になるところです。

渚まで / TTUD

東京拠点のオルタナティブロックバンドTTUDが新アルバム『TTUD 2』をリリース。パッと見、Radioheadの『Ok Computer』にも見えるアートワークや、“2000年代邦楽オルタナ”の影響下にある音楽性など、好きな人にとってグッとくるポイントの多い2ndフルアルバム。サウンド面もパワーアップし、ドラムのエッジーな鳴りやギターのジャキジャキ感がとても心地良い。同じく“2000年代邦楽オルタナ”を踏襲したaoniせだいFallsheepsらも活発に作品リリースを行っており、同時代性を感じます。

Chapters / KOMONO LAKE

プロデューサーSKYTOPIA(ex.Kero Kero Bonito)とシンガーKanbin、ベーシストKurojiによる自然派シティポップユニット、KOMONO LAKEが5ヶ月ぶりの新曲「Chapters」をリリース。人生の新たな“Chapters(章)”についてポジティブに歌い、シンセのサウンドが演出するチルなムードに落ち着ける1曲。新たな挑戦をする時期や、不安や焦りで眠れないような夜にぴったりです。

その他、注目のリリースにはJADHUALFRDCutty Scoonerなどがラインナップされています。

第2,4木曜日更新のSpotifyセレクト『DIG UP!-J-Indie-』

DIGLE MAGAZINEは他にも毎日プレイリストを紹介しています

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる